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February 2009

銭ゲバ♯6

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義父の死により、風太郎は三國造船の社長の座に就く。
自社の非正社員を全員、正社員に昇格し、慈善事業も精力的に進めるなどし、徐々に名声を高めていく。
それらもすべて「金のため」。
積み上げられた札束を眺め、笑う風太郎。

ついに、お金に勝った…。

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映画を観る→『252 生存者あり』

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関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあったが、地震の影響で海水温度が急上昇し、史上最大規模の巨大台風が発生する。
元ハイパーレスキュー隊員の祐司(伊藤英明)は、娘(大森絢音)の誕生日を祝うために、妻(桜井幸子)と銀座で待ち合わせをしていたが、突然巨大なひょうが降ってきて……。(シネマトゥデイ)

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銭ゲバ♯5

「金のためならどんなことでもするやつって、銭ゲバっていうんだ」


義父に付き、三國造船での評価を高めていく風太郎。
「俺は社長になるズラ…」
虎視眈々と、社長の座を狙う。


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銭ゲバ♯4

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結婚を望んだ茜を「それはだめだ」と諭し、風太郎は三國家を出て行く。
それは三國家の方から彼を求めてもらうがための、大きな賭けであった。
そんな中、風太郎のいない人生に絶望した茜は自殺を図る。

風太郎としては計画通りに、三國家への帰還。
ようやく、義父も風太郎を受け入れ始め、結婚の準備が始まる。
茜ちゃんがどんどん可愛くなっていて。
三國家のシーンに、癒されています。
たとえ、ひと時だけでも…。


「(お金を)持つ人がいるから、持たないひとがいる。それが社会」
「お前らの顔なんて、金にしか見えねぇズラ」
ウェディングドレスを身に纏い、笑顔を見せる茜の顔-お金-に向かって、微笑む風太郎、その笑顔は、冷たい。


匿名の電話により、三國家の庭に死体が埋まっているという通報が荻野刑事にあり、一家全員とともに、庭を掘り起こす。
そこには、風太郎の犯した罪が眠っている…。


顔に露骨に出過ぎ!!
と、またもや、ツッコミ。
みんなに怪しまれているから!!


伊豆屋ではようやく、風太郎にそっくりのお兄ちゃんが登場していました。
サングラスがばっちり決まっていて、ナイス二役(笑)
また登場するのかな??
楽しみ。

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銭ゲバ♯3

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三國家での生活が始まる。
今まで通りに派遣の工場作業に勤める風太郎。
出勤途中に、労働者の団体がビラを配り、雇用の不当を訴えている中、無視して通り過ぎようとすると、顔見知りの男性に絡まれてしまう。
「格差」の不当を訴える男性に、風太郎は冷めた目をして、反論する。
「格差なんて、ずっとずっと昔からありましたよね」
「貧乏人は必要なんですよ、お金持ちのためにね」

「格差」、という単語が出てきて、風太郎が反論するこのシーン。
神妙な気持ちで鑑賞してしまいました。
みんな、自分が「格差」を下から感じることになって、初めて、「おかしい」と思う。
自分が上にいる時は、それを「おかしい」だなんて思わないのに。
幼い時から「格差」を感じていた風太郎は既に、上に行く道を目指している。


父親とも、また再会。
思わず、父の首を絞めるが、殺すことはできない。
金の無心をする父親に、1円玉を放り、その場を立ち去る風太郎。
「お前は一体、何をやって生きてきたんだ?」
フェンスにもたれながら、ひとり、父は息子に問いかける-。

このひとは何も変わっていない。
風太郎の苦しさが涙となってこぼれるシーンは、痛々しくて。
父親を見ると、大好きだった母親のことを絶対に思い出してしまう。
それも、母親が苦労したことや辛かったことばかり。
引っ張り込まれた伊豆屋で和むものの、店主の一言で、再び、現実に戻される。
もう、自分は母親に顔向けできない、引き返すこともできない。
風太郎の表情から、目が離せませんでした。

刑事さんも父親と話して、若干風太郎への同情心も抱いてくれたみたいだけれど、本当に、『銭ゲバ』が始まってから、椎名桔平さんが憎いっ(笑)
おとーさん!!しっかりして!!!
と、テレビの外でじたばたしています。


白川から風太郎に関して警告を受ける緑。
「何の目的も無しに茜ちゃんのことを好きになると思う?」
本当に心配しているが故の言葉に、風太郎への疑心が芽生える。
「彼はそんな美しい人間じゃない」


茜の耳をふさいで、優しい顔でまた残酷なことばをささやいて。
その後に見せる「あっかんべー」はヤラレマシタ。
風太郎と茜の甘いラブラブシーンは、かわいらしいです、二人とも。
風太郎は演技なんですけれど。

白川は風太郎にも宣戦布告をする。
「俺がお前の化けの皮をはいでやる」


緑の疑念を払拭するために、風太郎はある企てを試み、実行する。


田中圭くん、めっちゃ脇役かと思ったら、ちゃんと目立つところがあって、さすが!と。
彼も、けして悪いひとではないんですが…風太郎には、邪魔者でしか、なかったんですね。
「何でこの世界はみんなが幸せになれないんですかねぇ?」
風太郎は、また罪を重ねてしまう。
涙を流しながら、痛みを心に刻みながら。

今回は、風太郎の中に、「貧しいこと」への冷め切った侮蔑と諦めを垣間見、「豊かであること」へのすさまじい羨望と執着が痛々しかった。
いばらの道を泣きながら、突き進む、小さな風太郎がそこにいる気がして、思わず、涙。

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牧野修『水銀奇譚』(理論社)

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水の中にいることが大好き、そこにいると、生きていることを感じられる香織。 ある日、小学校時代からの友人、女礼(めれい)から聞いた1件の事故。 相次いで起こる、溺死事件、それも小学校時代の知り合いばかり。 それも、昔入っていた秘密のクラブ活動に関わる人間ばかり…。 思い起こされる記憶。 危険が香織にも忍び寄る。

ヤングアダルト小説、という分類に属していた、本作品。
牧野修さん、初めて読みました。
ライトノベル系作家さん、というイメージがありました。
ホラーやSF系の作品が多いようです。
そして、この作品、『水銀奇譚』…怖かったです。
あらすじをざっとだけ見て選んだため、落ち着いてもう1回あらすじをたどると、最後の2行に“青春ホラー・ミステリー”と銘打たれていて…読むの止めようかなと思った。

オカルト、という単語がぱっと浮かんだ。

秘密のクラブ活動、“真の科学クラブ”というものを小学校時代に結成。
これだけ聞くと、おまじないや実験を見様見真似でやっている…ほほえましい感じすらしますが、“真の”とつくだけあって、別物。
中心人物、桐生薫、不思議な力を持つ彼の存在が強烈です。
怖い。

主人公の香織自身、冷めていて、他の人間なんて、必要ないと思っている女の子。
気づくと、敵と戦うために、救うために、一生懸命に動いている彼女。
もともと、香織はひとりでいることを心から求めていたわけではないのかも。
茜先生のところに通っていたのも、きっと。

牧野さんが“好き勝手”に、“リアルとはほど遠い存在”を生み出したこの作品。
途中までけっこうハラハラ読んでいました。
キャラクタが皆、それぞれうまく描かれていて、設定が非現実的なのもスルーしていたのですが、戦いの終焉。
ちょーっと…むむむ。
少し、笑ってしまいました。
えぇ~???っと。
あぁ…そんな、重要な意味のあるエピソードだったんだ…と。
あぁ…そ、そんなまとめ方で…。
でも、香織が本当の意味でひとつの成長を遂げることができた、と感じられるラストは良かったです。

他の作品も気になる。
でも、ホラーは避けよう…。

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森博嗣『どきどきフェノメノン』(角川書店)

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毎朝のシャンプーを欠かさない、大学院生の佳那。
後輩のさわやかな青年、鷹野。
人形おたく?の水谷。
ダンディな指導教官に、謎の僧侶。
個性的な男性に囲まれた、佳那の、どきどき探求。


…あらすじ、うまく説明できません…ほとんど、カバー裏を引用した感じです。
森博さんのラブコメ。
ふわふわ~もやもや~ぽよぽよ~っとした感じで、つかめません。
読んでいる間も、えっ、えっ、と追いかけて、読み終わったら、あ~…終わった…と。
まぁ、私がきっと、とろいのでしょう…。
その、つかめなさ具合が良いのかも。
でも、ラブコメです、これは。
しっとりやときめきとはすこーし、違うかもですが。


ラストには、佳那といっしょにどきどきしちゃうことでしょう。
彼女の最後の台詞には、思わず、「きゃ!」と反応してしまうのでは??

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