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三味線を背負い、人とかかわることを避けながら、一人で旅を続ける目の不自由な“離れ瞽女(ごぜ)”の市(綾瀬はるか)。 とある宿場町に流れ着いた彼女は、一風変わった浪人・藤平十馬(大沢たかお)と出会う。やがて二人は、若き2代目・虎次(窪塚洋介)率いる白河組と、万鬼(中村獅童)を首領とする万鬼党の争いに巻き込まれ……。(シネマトゥデイ)


試写会のチケットを頂き、観に行きました、『ICHI』。
舞台挨拶もあったプレミア試写会で、綾瀬はるかちゃん、大沢たかおさん、中村獅童さん、曽利監督が登壇。
はるかちゃんはテレビで観るまま、可愛くって、大沢さんや獅童さんもテレビのまま、すらっとしてはりました。
大沢さんの「綾瀬さんは羽をつけたピンクのぞうが飛んでいる感じ」にみな、な~んとなく納得しつつ、ウケていました。
さて、そんな、ふわんとした雰囲気の綾瀬はるかちゃんが、かつて勝新太郎さん、北野武さんが演じた”盲目の逆手居合い斬りの達人、座頭市”になるという。
ふわんとした笑顔はどこへやら、盲目という設定からか常に目は伏せ気味、口元はぎゅっと、表情はほとんどないまま物語は進んでいく。
市と対照的な人物として、大沢さんが刀を抜けない侍、十馬。
物語全体のシリアスさを十馬が和らげてくれ、暗くなり過ぎずに鑑賞できました。
獅童さんは悪役、さすがの悪いヤツっぷり。
そして、久々に窪塚くんの演技を観たのですが…。
窪塚くんは、窪塚くんだな、と(笑)
彼の演技、嫌いじゃないですが、「~してこいやぁぁ」とか、台詞の度にちょいと面白くなってしまってました。
…てやんでぇ~とか言い出しそう…。
虎次のキャラクタも好きだったんですけどね。

脇の俳優さん、豪華でした。
柄本明さんは真面目な役でしたが、さすがの哀愁。
渡辺えりさんは登場しただけで館内爆笑。
勿体無かったのが、竹内力さん!
そこそこ強い役のようだったのに、見せ場らしい見せ場がなかった。
彼の殺陣のシーンをもっと観てみたかったな。

殺陣がすっごく迫力があって。
キレイ。
美しかった。
勝さんと武さんの座頭市をちらっとだけ動画を調べて観てみたのですが、ちらっとですが、印象として、全然別物。
荒々しさではない、すぅっと冷えるような、殺陣のシーンでした。
女性版座頭市を上手く描いていました。

脚本が『大奥』、『ラストフレンズ』の浅野妙子さんということで、女性の心理描写などは繊細に描いてくれるのあかなと期待していましたが…。
切ない。
切ないのは確かなのですが、全体的に「え、けっこうそこって大事なんじゃないの?そんなハイライトでいいのん??」とツッコミたくなるくらい、市の過去に関する描写がさら~っと流れてゆきました。
そこを細かく描いてこそ、市の想いや強さに深みが増したと思うのに。
残念。
座頭市は盲目という、身体的なハンディキャップを持っていて、市の人生の岐路において、女性であるということが結果として、ハンディキャップになってしまったように思います。


個人的には、ちょーっと中途半端。
せっかくなら、いっそ、スッキリ!した終わり方でも良かったんじゃないかなと思ったり。
画は相変わらず、素晴らしかったです。
綾瀬はるかちゃんに、拍手。


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Comments

レビュー~めちゃヨイ感じshine

なんとなく全体イメージがつかめたーshine

女性版座頭市ってことで、怖い(血ばっか)のシーンが多いのかな…ってケンエンしちゃってる私でしたが…ぽっぽちゃんのレビューを読んで観てみたくなりましたheart01

綾瀬ちゃんかわいいよね~heart01プレミア試写会がうらやましすぎるよーheart04
あのホンワカ・天然ムードって憧れちゃうよねnotesHappyなオーラ感じるもんなぁheart02

Posted by: あかね | November 23, 2008 at 11:18 AM

>あかねちゃん
血のシーンとちょいと怖いシーンもあるんだけれど(確か、PG-12指定やよね??)、そこまで激しい描写はないので、女子でもそんなには抵抗ないかな~とは。

はるかちゃん、同性の目から見ても外見中身ともに、可愛いよねv
かなり、和んじゃいました(≧∇≦)
なかなかない機会なので、チケットをくれた知人に感謝感謝ですv

Posted by: ぽっぽ | November 24, 2008 at 10:40 AM

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