« September 2008 | Main | November 2008 »

October 2008

南Q太『ピンクペッパー 1巻』

ありがとう
ありがとう
誰もに感謝したい気持ち
こんな気持ちも多分すぐにどっか いっちゃうんだろうけど
なるべくたくさん思い出せる時があるといいな


ピンクペッパー 1 (1) (Feelコミックス) (Feelコミックス)ピンクペッパー 1 (1) (Feelコミックス) (Feelコミックス)
南 Q太

祥伝社 2008-10-08
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

久しぶりの南Q太さんの新刊。
1巻、ということは、続くのね?続いちゃうのね??
個人的には『トラや』の続巻が長らく出ていないことがあり、“続き”が出る日がいつになるのか…といきなり心配しながら、ページをめくる。

30歳を過ぎてからバツイチ、髪も薄い桃内くんに出会い、結婚をし、子供をもうけるしょう子が主人公。
最近、子供が出てくるマンガを手に取るのが続くなぁとまた、本編からそれた思考を巡らす。

いつもの南Q太さんの作品に比べると、まずはラブシーン(ちょっとエッチな)がどんと少ない。
でも、至るところにラブなシーンはあるのです。
桃内くんと足をからませて眠るしょう子さん。
しょう子さんが子供を抱きしめる、キスをする。

”お金”でも、”贅沢”でもなくて、桃内くんと、子供と過ごす、楽しい”時間”を少しでも多く望む、しょう子さん。


南Q太さん自身がお子様がいるからか、子供のいる日々が喜怒哀楽豊かに描かれています。

家族って、こうやって、気付いたらかたちを成してゆくものなのかな、と読み終える頃に、思いました。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

あいざわ遥『リネンとガーゼ 1巻』(集英社)

わ 我ながら
がんばってみました!!
あたし!!


リネンとガーゼ 1 (1) (りぼんマスコットコミックス クッキー)リネンとガーゼ 1 (1) (りぼんマスコットコミックス クッキー)
あいざわ 遥

集英社 2008-10-15
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


『りぼん』時代から知っている漫画家、あいざわ遥さんの最新刊。
小学生の頃から、『りぼん』に載っているあいざわさんのコミックを、「なんだか、おとなっぽいなぁ」と感じていました。
『Cookie』に作品を載せ始めてからの方がしっくりきていたようにも思います。
今単行本収録の作品たちは『Cookie』掲載のものばかり。
オトナとコドモが出てくる、表題作、『リネンとガーゼ』。
前後編の『フツウの彼女』が収録されています。

表紙のカラー絵だとか、色合いがいつもほわんとしていて、素敵だなぁとしみじみ。

主人公はネットや雑貨屋さんで自分の作った雑貨類を販売している川乃。
大好きな手芸をお仕事にできて、毎日幸せ…のはずだったのだけれど、ある日、突然姉が子連れで実家に出戻ってきた。
幼稚園児のここみちゃんは何故か川乃を気に入って、いっつもべったり。
慣れない5歳児との日々に、ストレスも発生。
でも、だんだんここみちゃんから元気をもらうことが増える川乃。

毎日が楽しいことばかりじゃない。
しおれたり、くじけたりしながらも、川乃がマイペースながらに一歩ずつ足を踏み出していく姿に思わず、応援したくなります。

出てくるお洋服や小物類も相変わらず、可愛らしくって、見ていて楽しい。


同時収録の『フツウの彼女』は一見ミステリアスな感じの女の子がメインなのですが、実は色々フツウ…というか、ナチュラルな部分がとっても、微笑ましい感じ。
井口くんの色々な発言と駆け出す姿、胸キュンです(笑)

| | Comments (5) | TrackBack (0)

谷川史子『おひとり様物語 1巻』(講談社)

みんな”おひとり様”


おひとり様物語 1 (1) (ワイドKC)おひとり様物語 1 (1) (ワイドKC)
谷川 史子

講談社 2008-10-10
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


読みきりタイプ、色んな”おひとり様”の物語。
おひとり様は楽しい?さみしい?
あなたは毎日、”わくわく”していますか?


谷川先生のコミック読者にはおなじみ、巻末の”告白物語”(あとがき、エッセイ的なページ)にて、今回の『おひとり様物語』における”おひとり様”の定義に関して触れられています。
一般的に定義されがちな”独身”、”特定のパートナーなし”だけではなく、”パートナーはいるけど物理的に離れている”、”パートナーはいるけど心が離れている”といった人々も含まれているそうです。
帯に書いてあった、”みんな、おひとり様”の意味が分かりました。

ひとつ目の作品の主人公の職業が書店員だったので、そこでつかみはオッケー!されてしまいました、単純。
しかし、社販”7掛け”(3割引)で本が買えちゃうなんて、一体どんな好景気…関東は物価が高いというから、割引も大きくなるんやろうか…と、全く本編と関係ないところでストップする私でありました。
ひとりごはん、私もけっこうします。
今は実家なんだけれど、自分の部屋というものがほとんどないような状態なので、一人の時間に憧れが強いのかも。
ひとりでランチ、映画、ぶらっと買い物、というのは、就職してから定番コースになりつつ…土日お休みでないので、あんまり友達と予定が合わないということも大きいのだけれど。
色んな意味で1作目の主人公に共感しておりました。

2作目以降はなんだかんだで恋バナが絡んでくるのですが、相変わらず、胸キュンの内容で、「ん~~!」とジタバタしちゃいました。
ひとを好きになるって、胸がじんわりすることだよなぁ…と、改めて。
あぁ、恋がしたい☆

ふと下を向いちゃうことがあっても、作品に出てくるキャラクタと一緒に、「よっしゃ、がんばるぞ」と思える。
思わず、「よっしゃ~!」って小さく叫んじゃうくらいに気合いをもらっています(笑)

ますます、谷川コミックに夢中になっているぽっぽであります。
ドラマチックに走らないところが、魅力です。
ゆったり、お茶を飲みながら読みたくなるコミック。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

その9☆ネコムラ!

単行本が出てから3年もいつの間にか経っていたんですね。
少し前ですが、猫村さん、文庫になりました。
3年て聞くとそんなものかなと思いますが、何だか、早いなと感じてしまう、文庫化。
先日、ご年輩の男性が買ってらっしゃって。
「あぁ、これこれ、ネコムラね」
本の広告を持ってらしたお客様。
その広告には内容の詳細までは書いていない様子。
多分、興味が湧いてのご購入。
「読んだ感想、めっちゃ聞いてみたい…!」と、内心思う、ぽっぽでありました。

きょうの猫村さん 1 (1) (マガジンハウス文庫 ほ 1-1) (マガジンハウス文庫 ほ 1-1)きょうの猫村さん 1 (1) (マガジンハウス文庫 ほ 1-1) (マガジンハウス文庫 ほ 1-1)
ほし よりこ

マガジンハウス 2008-10-01
売り上げランキング : 6934

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | Comments (2) | TrackBack (0)

のどがいがいが

のどがいがいが
ドライヤーが嫌いな私は基本、髪の毛は自然乾燥。
しかし、今や髪が胸元まで伸びてしまった。
量はそんなに多くはないけれど、さすがに乾くまで時間がかかるようになってしまったので、帰りが遅く、朝が早い日はついつい乾燥が甘め。
そんなことをしていたら、朝、喉がいがいがしていた。
やばい、風邪の気配…。
1日いがいがしていたので、夜は早めにお風呂を済ませて、あったかい飲み物で身体をぬくめて、のどあめをなめてから就寝。

そしたら、今朝、いがいがが消えていた。
ちっちゃくガッツポーズしたい、そんな朝でした☆

| | Comments (4) | TrackBack (0)

椎橋寛『ぬらりひょんの孫』1巻~続刊(集英社)

ぬらりひょんの孫 1 (1) (ジャンプコミックス)ぬらりひょんの孫 1 (1) (ジャンプコミックス)
椎橋 寛

集英社 2008-08-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ぬらりひょんの孫 2 (2) (ジャンプコミックス)ぬらりひょんの孫 2 (2) (ジャンプコミックス)
椎橋 寛

集英社 2008-10-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


妖怪の総大将、ぬらりひょんの孫であるリクオは妖怪のクォーター。
そのため、普段はほぼ人間として生活している。
なかなか妖怪としての能力を見せないリクオに跡継ぎとして反対する者も妖怪の組織の中にはおり、ある時、彼を殺そうとする計画が練られた。
そのために、リクオのクラスメイトに危険が及ぶことになり…。


連載が始まる前に、読み切りが掲載され、その時にお気に入りだった作品。
おじいちゃんが妖怪の総大将ぬらりひょんで、彼の下、幹部がいたりと、”組織”=奴良(ぬら)組を形成しているというのが興味深い設定だなと。
リクオの住む家にはたくさんの妖怪たちがいて、やたらと過保護に”ぼっちゃん”を想う姿は微笑ましく、あたたかい。
妖怪は”人間に畏れられる”存在、彼らにはプライドもある。

妖怪らしくないリクオが跡を継ぐことを好ましく思わない内部の人間、また、奴良組を良く思わない余所の妖怪たちも出てきて、妖怪同士の抗争が中心に描かれる。
そして、リクオのクラスメイトが妖怪に興味津々でリクオが妖怪の血を継いでいることに気付かずにどんどんトラブルに巻き込まれていくエピソードも。
危機に遭遇し、リクオが妖怪として目覚める姿がカッコイイです。
急に口調も外見も変わってしまうという。
普段は可愛らしい、まさに”ぼっちゃん”。
でも、妖怪の姿であっても、人間の姿であっても、総大将の孫に恥じぬ、芯の強さを持っています。
絵がきれいで、妖怪たちが魅力的に描かれている。
恐ろしいシーン、というものもあるのだけれど、妖怪人間含め、個性的なキャラクタたちのおかげでおどろおどろしいだけの物語にはなっていない。

このマンガを読むと、妖怪図鑑的なものが読みたくなってしまいます、怖がりのくせに。
妖怪、カッコイイ!ってなっちゃいます。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

森博嗣『τになるまで待って』(講談社)

τになるまで待って (講談社文庫 も 28-36)τになるまで待って (講談社文庫 も 28-36)
森 博嗣

講談社 2008-07-15
売り上げランキング : 9306

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


探偵・赤柳初朗に雇われたアルバイトとして、山吹、加部谷、海月は超能力者・神居静哉の別荘”伽羅離館(がらりかん)”を訪れる。
同じく、彼を取材をしに来ていた記者とカメラマンと晩餐を共に終えた後、密室での殺人が起こる。
Gシリーズ第3作目。


森作品…テンション出だしから上がりつつ、さらっと読み終えました。
Gシリーズは、やっぱり、というか、あまり謎に重きを置いていないんだなぁと感じます。
ミステリのメインテーマは「犯人は誰か」というところにある、というのが大半は定説のように考えているのだけれど、森作品、森ミステリを読むと、乱暴な言い方だけれど「常識なんて、くそくらえ」と思います。
まぁ、正直、若干はもやもやするのだけれど、良い意味で諦めているのか、毎回「えっ、これはどうなるの??犯人の動機とかは??」とうろたえなくなりました。
森作品にはまっていなくて、白黒はっきりつけて欲しい、真実を白日の下に!という姿勢でミステリに挑まれる方にはオススメはできないですかね。

今回の作品では、S&Mシリーズ、ひいては、森作品に欠かせぬ”あの人物”の影がちらちらするので、ファンは一瞬どきんとしてしまうはず。
”これから”がますます、気になってきました。

お話の中では、超能力に対して、理系の方々は他者に比べると冷静な姿勢なのですが、理系と文系って、やっぱり思考がだいぶん違ったりするのかなぁ。
森作品を読むと、そのあたりもすごく気になります。
自分を完全文系人間だと思っているので、憧れに近いものがあります。

しかし、Gシリーズを読む時、何故か海月が出てくる度、”L”(『DEATH NOTE』)みたいな雰囲気を思い起こしてしまう。
表情や言葉で感情を表さず、発言や行動に無駄がないところがだぶるのかな。
同シリーズで一番お気に入りのキャラクタ。

↓ノベルス版はこちら。

τになるまで待って (講談社ノベルス)τになるまで待って (講談社ノベルス)
森 博嗣

講談社 2005-09-06
売り上げランキング : 160665

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« September 2008 | Main | November 2008 »