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映画を観る→『Sweet Rain 死神の精度』

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死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、その人を1週間観察し、その生死を判断すること。 雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎えるはずの27歳の会社員一恵(小西真奈美)が現れるのを待っていた。 やがてメーカーの苦情係として働き、疲れ果てて仕事を終えた彼女が姿を見せ……。(シネマトゥデイ)


まだ読んではいないけれど、伊坂幸太郎作品ということで先ず原作が気になっていました。
予告編で「これは泣けるんじゃないか」と期待もしていました。

金城武さん演じる死神、千葉が様々な時代で仕事を行うんだけれど、特に時代設定をでかでかと提示するわけでなく、周りの景色や人々から察知できるようになっているんですね。
時代に合わせて千葉は外見含むキャラクタを変えるってことになっているものの、金城武さん自身の持つ空気がスタイリッシュだからなのか、一人だけ現実の現代人って感じで、時代が進んでいる感じなんですよね。
周りに出てくる人たちは髪型や服装もばっちり80年代くらいの雰囲気なので、浮いて見える。
目立たせるためにわざと?

千葉がちょっとしたことばの意味が分からなくてちんぷんかんぷんな答えを返したりするようなとぼけたキャラクタであることで彼が死神ということ、死というシリアスな題材が良くも悪くも中和されている印象。
個人的には小西真奈美さんのエピソードよりも光石研さん演じる極道、藤田の方がメッセージ性も強く、深みがあるように感じました。
「俺はいつだって俺に期待してるんだ」
子分が彼を慕うのが分かる気がしました。
光石さんは普段穏やかな役柄を観る機会が多かったのですが、昔気質の極道が意外とはまっていました。
富司純子さんはスタイルも良く、溌剌とした素敵なおばあちゃんで、彼女自身はとても良かったのですが、せっかく出てきた竹子というアンドロイドの説明があまりなかったり、ちょっと物足りない?


爽やかで、澄んだ印象を受けました。
小西さんの歌も良かった。
”泣ける?”という期待は外れて残念でもあるけれど、悲しい、切ないだけの物語にはならず、穏やかな心地で鑑賞することができました。

↓サウンドトラック。

「Sweet Rain 死神の精度」オリジナル・サウンドトラック「Sweet Rain 死神の精度」オリジナル・サウンドトラック
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↓小西真奈美さんが役名の藤木一恵名義で歌う主題歌。

Sunny DaySunny Day
藤木一恵 小林夏海 野口圭

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↓原作、文庫版

死神の精度 (文春文庫 (い70-1))死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
伊坂 幸太郎

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Comments

観たいかも・・と思いつつ、ばっちり春休みと重なって、明けてもしばらく午前保育で、オトナ映画は当分無理なんだけど^^;
これは原作→DVDでチェックかな☆

話変わっちゃうけど、
ウォンカーウェイ作品から金城くん、好きだったんだよねー♪
ケリーチャンと共演してる『世界の涯てに』、号泣必至でオススメv

Posted by: kiyu | April 10, 2008 at 06:05 PM

>kiyuさん
原作、読もうか悩み中…映画を先に観ちゃうと、若干「もういいかな…」的な感覚に襲われています^^;
伊坂さんなので、いつかは読みたいですが。

同じ監督さんの作品、今記事を作成中ですが、最近鑑賞致しました☆
初めて観る監督さんだったのですが、他の作品も気になります。
号泣必死のその映画も、是非チェックしてみたいです!

Posted by: ぽっぽ | April 10, 2008 at 11:52 PM

それはきっとブルーベリーなアレかな?(^_-)

カーウェイ作品は見ようによっては微妙にエグイ感じ?もあるらしく・・・『華様年華』は先輩から「うーんお前は(見るの)止めといた方がいいかも;」って言われたことが(笑)。
金城くんが出てる『恋する惑星』『天使の涙』は今でも大好き♪
何度も映画館で見ましたv

PS:『世界の・・』は違う監督さんです(リー・チーガイ)
違う話になっていっちゃってごめんね(>_<;)

Posted by: kiyu | April 11, 2008 at 12:22 AM

>kiyuさん
まさしく、ブルーベリーなソレです(笑)
ちょこっと調べてみたら、少しドロドロしていそうな作品みたいですね…ドキリ。>『花様年華』
なので、先ずは金城武さんの作品からチェックしてみますね☆

わざわざ訂正ありがとう、kiyuさん!
ちゃんと、違う監督さんの映画だっていうのは伝わっています~、ややこしい回答の仕方してしまって、ごめんなさい^^;

Posted by: ぽっぽ | April 11, 2008 at 12:38 AM

うわーheart04
私も観たい!
まだ観れてないのですが原作が手元にあって
ちょっと悩み中ーwobbly
なので、観たらまたコメントしましゅconfident

Posted by: あかね | April 11, 2008 at 07:12 PM

>あかねちゃん
原作、いいなぁ☆
映画の内容を補うため、読みたいな~でも、映画観ちゃったしな~と私は購入を悩み中です。
観たらコメント、お待ちしておりますv

Posted by: ぽっぽ | April 14, 2008 at 12:19 PM

ぽっぽさん、こんにちは^^
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』にコメント、ありがとうございましたm(__)m
この映画はせつなく、それでいてラストは温かく見送ることの出来る映画でした。 “もしもあの時”ってある分けないのですが、でももしかしたら今もこうして生きていられることは、死神が金城クンのような死神が「見送り」にしてくれているのかも^^

Posted by: cyaz | April 24, 2008 at 12:53 PM

>cyazさん
こちらこそ、ありがとうございます☆
”死神”って、本当に怖いイメージが強いものですが、この映画の死神はちょっとお茶目で、ユニークで素敵でしたね(*^▽^*)
寿命のようなものは、神様の采配なのかもしれないですね。
そして、生き方はひとそれぞれが決めていく。

前向きに、清々しいラストがお気に入りですv

Posted by: ぽっぽ | April 25, 2008 at 02:40 PM

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□作品オフィシャルサイト 「Sweet Rain 死神の精度」□監督 筧 昌也□脚本 小林弘利 □原作 伊坂幸太郎(「死神の精度」文藝春秋社刊)□キャスト 金城 武、小西真奈美、富司純子、光石 研、石田卓也、村上 淳、奥田恵梨華、吹越 満 ■鑑賞日 3月23日(日)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 人が不慮の死を迎える7日前。 千葉(金城 武)と名乗る死神は、観察期間の後、その対象者を「実行」するか、「見送り」にするかを判断するのが仕事だ... [Read More]

Tracked on April 24, 2008 at 12:50 PM

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