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December 2007

三浦しをん『私が語りはじめた彼は』(新潮社)

私が語りはじめた彼は (新潮文庫 み 34-5)私が語りはじめた彼は (新潮文庫 み 34-5)
三浦 しをん

新潮社 2007-07
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本屋大賞絡みで単行本を購入したものの、ずーーっと棚に収まったままであったものを漸く読みました。

初めて読む作家さん、三浦しをんさん。
直木賞、受賞されましたね、『まほろ駅前多田便利軒』

女性をひきつけて止まない村川、彼の周りにいる人間たちが語り始めることにより、物語は進んでいく…。
連作短編集。

すごくタイトルがきれいだなと漠然と感じていて。
しかし、冒頭の”昔の話”(2Pほどなのですが)の描写が痛くて、嫌。
前回読みかけて挫折した時も同じとこでギャッと感じたのに忘れて読み返してしまった…痛い描写は苦手…。
そんなテンションで読み出しました。

三浦しをんさんファンの方には「一冊目にこの本を選ぶなんて!」みたいなコメントを頂きました。
他の作品を知らない私も、入り方間違えたかなと読みながら思っていましたが。
別の作品に関するレビューなどをちょこちょこ読んだことはあったので、「この作家さんって、こういう感じだっけ?!」とどきどき。
もう少しライトなイメージだったので…。
この『私が語り~』、ドロドロ…結婚に憧れている私の夢をぐいぐい押し退けてくれました。

”愛”=きれいなもの、ではないということは分かっているけれど、こんなに女性を引き寄せてしまう男性を奪い合う
ようなことはできないな~と、気が弱い私は思うのでした。
奪ったら奪ったで、今度は自分が奪われてしまう不安も覚悟も必要なんだもの。
終わらない連鎖、苦しい…。

面白いのは、こんなに色んなひとが村川を色んな意味で意識しているのに、彼自身がほとんど登場せず、彼の言葉が影響する場面も特にないところ。
それでも、どんどん存在がぼんやりながらも浮き出てくる村川という男性。
その導き方というか、積み重ね方は上手だなと思いました。

でも、私はあまり得意な作品ではないです。
次はベタでもご都合が良くても、もうちょっと能天気なラブストーリーが読みたい…。

↓単行本はこちら。

私が語りはじめた彼は私が語りはじめた彼は
三浦 しをん

新潮社 2004-05-25
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横山秀夫『第三の時効』(集英社)

第三の時効 (集英社文庫)第三の時効 (集英社文庫)
横山 秀夫

集英社 2006-03-17
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収録作品
沈黙のアリバイ
第三の時効
囚人のジレンマ
密室の抜け穴
ペルソナの微笑
モノクロームの反転


F県警強行犯シリーズ第一弾!

えっ、これ、シリーズなの??
表紙裏のあらすじに先ず驚いてから、読み始める。

”時効”をテーマとした短編集というわけではない。

刑事VS容疑者だけではなく、刑事VS刑事の心理戦も描かれていて、相変わらず、ハラハラしながら読むことができました。

横山さんの描く刑事はベタなのかもしれないけれど、”正義感”あふれる刑事、という路線ではけしてなく、本当に男くさい、無骨な雰囲気あふれる刑事だなとまたもや思う。
若手刑事、矢代のキャラクタ(普段はひょうきんな振る舞いを見せるがそれには理由があり…)も良かった。
第1~3班とある中で、それぞれカラーがあり、その班の中でもドラマがある。

濃い、短編集です。

↓単行本はこちら。

第三の時効第三の時効
横山 秀夫

集英社 2003-02
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宮部みゆき『誰か』(文藝春秋)

誰か (文春文庫 み 17-6)誰か (文春文庫 み 17-6)
宮部 みゆき

文藝春秋 2007-12-06
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今多コンツェルン広報室の杉村は自転車による轢き逃げにより、事故死した会長専属の運転手、梶田信夫の娘たちから相談を受ける。
未だ捕まらぬ犯人に訴えるべく、亡き父についての本を作りたいと言う。
彼女たちの強い想いにほだされ、梶田の人生をたどり始めた杉村であったが…。

久々に読んだ宮部作品。
一気に読ませてくれるのはさすが、と思います。
物語に起きる”事件”との距離感がタイトルの「誰か」と同じように、”近いような遠いような”感覚で進んでいく。
誰の目から見ても”殺人事件”として扱われるようなものではない、梶田の死から始まり、全く違う面が顔をのぞかせる物語。

今多コンツェルンの娘の夫として周囲にけして格好良くばかり思われていないことを知りながら、妻や娘のために、その立場を貫く杉村。
読者として、彼の心の内を知らない、物語に出てくる周囲の登場人物たちにとっては”情けない”、”恵まれた”人間としてしか映らないかもしれないし、彼もいちいちそれを訂正したりはしない。
読者である私はそんな杉村を”男らしい”とも思ったり。

宮部作品の中でもけして派手ではないミステリ。
ミステリの裏にあるミステリ。
派手ではないけれど、ぞっとしたり。
それでも、最後には穏やかな気持ちにさせてくれます。

↓ノベルスはこちら。

誰か Somebody (カッパノベルス)誰か Somebody (カッパノベルス)
宮部 みゆき

光文社 2005-08-20
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↓単行本はこちら。

誰か ----Somebody誰か ----Somebody
宮部 みゆき

実業之日本社 2003-11-13
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瀬戸口みづき『茶の間でワルツ』(メディアファクトリー)

茶の間でワルツ茶の間でワルツ
瀬戸口みづき

メディアファクトリー 2007-12-12
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コミックエッセイ劇場で時々読んでいたのですが、ついに書籍になったので、購入。
『妄想恋愛(ロマンティック)が止まらない』『いつだって妄想恋愛(ロマンティック)が止まらない』の著者による、新刊。
前2作は著者の方の恋愛にまつわる妄想ワールドが炸裂していたのですが、今回は現実世界、著者の実家に関するお話。
その分、「アイタタタタ感」はまし…もとい、控えめです(笑)
ただ、「アイタタタタ感」がクセになってしまっていた私としては、ちょっと物足りなくもあったり。
弾けたおばあちゃんや気になる過去がありそうなおじいちゃん、シングルマザーの母と叔母、個性的な叔父さんたち、イトコのユキ姉。
家族と繰り広げる毎日、面白可笑しい毎日、でも、すごく愛されて育ったんだな、というのが伝わってきます。
…こういうのを求めて読んでいたわけではないのですが(笑)、じんとさせられてしまう部分がちらほら。
初めて登場した現実の男性、篠塚くんとの恋の行方が気になる!!

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森博嗣『Φは壊れたね』(講談社)

φは壊れたね (講談社文庫 も 28-34)φは壊れたね (講談社文庫 も 28-34)
森 博嗣

講談社 2007-11
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ある日、山吹早月は友人、舟元繁樹のマンションに来訪中、ふとしたことから死体に出くわしてしまう。
両腕をYの字に吊られ、背中には翼をつけた奇妙な死体、そして、密室状態の現場。
さらに、死体発見の一部始終を録画した”Φは壊れたね”というタイトルがつけられたビデオの存在。
大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件解明に挑む!
Gシリーズ第一弾。

文庫が出たー!とうきうきしながら読みました。
タイトルにギリシャ文字が入っていることから”Greek”(ギリシャ語、ギリシャの)の頭文字を取ったらしいGシリーズ。
何と言っても、S&Mシリーズの萌絵が出ていること、森博嗣ファンにはたまらないのではないでしょうか。
今までにS&Mを読んだことがない人はそういう意味ではもひとつ楽しめないかもしれません。

大学院生になった萌絵、そして、助教授になった国枝先生。
犀川先生がVシリーズ出演?に続き、電話だけの登場というのがまたもや残念。
まぁ、本格的に犀川先生と萌絵が出てきてしまったらS&Mシリーズになってしまうので、しょうがないのですが。
二人の仲はいい感じのようで、それはちょっとにやり、としてしまいました。

死体発見時が一番ぞくりとしました。
飾り付けられたかのような死体にVシリーズの『赤緑黒白』が思わず浮かぶ。
謎が解明されてからは逆にあっさりしていたような。
もともと森ミステリは犯人の動機などに突っ込んでいく、という作風でもないように感じているので、それでがっかり、ということはないけれど。

学生たちのキャラクタも愛嬌があって和やか。
海月くんが一歩飛び出ている?
彼が一応、探偵役なのかな。


↓ノベルスはこちら。

Φは壊れたね (講談社ノベルス)Φは壊れたね (講談社ノベルス)
森 博嗣

講談社 2004-09-10
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映画を観る→『僕のピアノコンチェルト』

公式ページはこちら → 

「僕のピアノコンチェルト」オリジナル・サウンドトラック「僕のピアノコンチェルト」オリジナル・サウンドトラック
サントラ ゲオルギュー(テオ) チューリッヒ室内管弦楽団

ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル 2007-08-29
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高いIQを持つヴィトス(ファブリツィオ・ボルサーニ)の両親は、6歳の息子を偉大なピアニストに育てようと、幼稚園ではなく音楽学校に通わせる。そんな彼の唯一の理解者は、田舎で家具工房を営む祖父(ブルーノ・ガンツ)だけだった。12歳になった彼は飛び級をして高校生になるが、スーツを着て学校に通う生意気な学生になり……。(シネマトゥデイ)


予告編を観る機会があり、主人公・ヴィトスの12歳時を演じたテオくんの演奏を聴きたくて観に行きました。
テオ=ゲオルギューくんは実際に5歳からピアノの練習を始めたというピアニスト。
ちびっ子だったヴィトスが12歳のヴィトスに切り替わるシーン、ピアノの音が力強くなり、思わずぞくり。

ただ、あくまでも”天才の苦悩と成長”を描いた物語であり、その才能はピアノだけに限ったものではなかったため、ピアノに苦労する姿…というのは特に見受けられません。
だから、ピアノ目当てで観に行った私はちょっと肩透かし。
それでも、合間合間の楽曲にはうっとりしていたし、最後の演奏には”感動”。


天才児として扱われるため、周りの子と同じように過ごすことができないヴィトス。
自分はただ”普通の子になりたい”だけ。
その姿は痛々しいものがありました。
親も、けして天才児だからヴィトスが可愛いわけではなくて、単純に言うと、ちょっと嬉しくてはしゃいでしまっただけなんでしょうけれど。

周りの大人の中で、ヴィトスの友人でもあり、良き理解者のおじいちゃんはとっても素敵でした。
甘やかすのではなく、大きな心でヴィトスを見守ってくれる。
工作が得意で、意気揚々と自分の夢の話をしてくれるおじいちゃん、ファンになっちゃいます。

ヴィトスなりの初恋に関するストーリーも、切ないものがあったな。

後半の、ヴィトスが挑むマネーゲームはとんとん拍子に進んでしまい。
現実離れした感が出てしまいましたね。
あくまでも、おじいちゃんを助けるためにお金を儲けようとしたヴィトス、ということでおじいちゃんファンとしては応援しておりましたが。

近所にいたら、天才以前に「ませた子だな~」と思ってしまうかも。

少年の、成長ストーリー。
映像の温かみ、家族の愛、音楽の美しさ、胸にしみます。
テオくんのピアノ演奏は是非もっと聴きたかったです。

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映画を観る→『椿三十郎』

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とある社殿の中で井坂伊織(松山ケンイチ)をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤(小林稔侍)らの汚職について密談していると、椿三十郎(織田裕二)という浪人が現れる。
密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛(豊川悦司)司率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす。(シネマトゥデイ)


松山くんが出ているということから興味が湧いて、鑑賞してきました。
私は黒澤監督版を観ていないのですが、脚本は同じものらしいです。
全体的な感想としては、まぁまぁです。
時代劇過ぎず、現代劇を観ているような感じなので、年齢問わずすんなりと観ることはできる作品であると思います。
黒澤版で話題となったらしい血しぶきのシーンもなくなっていますし。
音楽が大島ミチルさん(好き)だったのですが、音楽だけが時代劇っぽいテイストになっていて、浮いているような気がしました…うーん。
ただ、写真でだけ見た三船敏郎さん含めたキャストの”凄み”のようなものは不足気味。
血の量とは関係ないところで、ちょっと物足りないと、思われる方もいるかと思います。

織田裕二さんはやはり織田裕二さん、でした。
彼の雰囲気は好きなのですが、人柄の良さばかりが際立ち、三十郎が”人を斬る”ことへの哀しみなどがあまり伝わらず。
豊川悦司さんも、寡黙な浪人、だとかならカッコイイんじゃなかったかと思うんですが、若干喋り過ぎ感が(笑)
「待て待てぇ~い」って声を張るシーン、ルパン三世の銭形警部を思い出しました。

松山くんは若侍たちのリーダー的存在。
眉を寄せて困った顔をしているシーンが多い気が…。
若侍たちがぞろぞろつるむところは微笑ましかったです。
もめたり、はしゃいだり、賑やかで面白かった。
織田さん、豊川さんと同じように目立つ役なのかと思いきや、そんなに見せ場はなく。
ちょっと残念。

中村玉緒さんや鈴木杏ちゃんも、二人だけ映画のテンポを狂わすキャラクタで、面白かったのですが、一番は佐々木蔵之助さん!
また出てこないかなーとわくわくしながら観ておりました。
観客の笑いを独り占めされていた印象です。
イチオシは松山くんとのダンス?(笑)

小さい頃時代劇が好きだった私としては、迫力ある殺陣のシーンとか、もっと観たかったです。
ちょっと笑いどころもある時代劇、時代劇初心者にオススメ??

椿三十郎<普及版>椿三十郎<普及版>
三船敏郎;仲代達矢;加山雄三;団令子;志村喬;田中邦衛 黒澤明

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その4☆ありがとう

月並みですが、お客様に「ありがとう」と言われると、やっぱり嬉しいです。
大体6~7割の方は当たり前のように言ってくれるのですが、言ってもらえないのは「お客様のニーズに応えられていない」からかな、と日々反省。
本当に笑顔で言ってもらえると、「期待に少しでも応えることができた!」とその後も頑張れちゃうという、ゲンキンな店員です。
こんな私なので、外でお店に入ったら「ありがとう」は絶対言います。
というか、同じ立場で気持ちを考えてしまい、気を遣うお客と化します(笑)

「ありがとう」

全然そんな風に思えない!っていう時には勿論不要でしょうが、言っても言われても素敵なことばです。


*****


勉強法の本がまだまだ出版続きます。
新刊、私のオススメはこちら。

「稼ぐ力」が身につく大人の勉強法 仕事ができるヤツにガリ勉はいない!「稼ぐ力」が身につく大人の勉強法 仕事ができるヤツにガリ勉はいない!
松尾昭仁

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フォントが好き(笑)というだけの理由で、ちょっと目立つとこに置いてみたりしています。
資格試験を受けられる方に向けて、ではなく、一般のビジネスマンが日々活かすことができる”勉強”とは何なのか、勉強することによって「稼ぐ力」をつけるノウハウが述べられています。
ダイヤモンド社さんのHPで少し立ち読みもできます。

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映画を観る→『ミッドナイトイーグル』

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猛吹雪の雪山を舞台に日本の安全を賭けた戦いが繰り広げられる、緊迫感あふれるサスペンスアクション。北アルプス山中に墜落した米軍ステルス爆撃機“ミッドナイトイーグル”に搭載されている特殊爆弾を巡る自衛隊と工作員の攻防戦を、大沢たかお、玉木宏、吉田栄作が危険な豪雪の山中で体当たりで演じた。危機にさらされた国を守る男たちのアクションとともに、それぞれの男たちの人生に共感できる感動ドラマとしても楽しめる。(シネマトゥデイ)


観てきました。
酷評が多いようですが、私はぼちぼち楽しんできました。
それなりにハラハラドキドキもしていました。
戦闘機や細かい専門知識がないせいかな、そんなもんなんだ!と納得しつつ、ちょこちょこつっこみもいれつつ。
原作を読んでいないので、細かいところは全然理解できてはいないのですが、大まかに、楽しんでみました。

ミッドナイトイーグル (文春文庫)ミッドナイトイーグル (文春文庫)
高嶋 哲夫

文藝春秋 2003-04-10
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同じ著者による『M8』と近い印象。
『M8』では地震が”危機”であり、主人公や周りの人間が少しでも犠牲を出さないように奔走する、という。
どちらも政府側の視点がけっこう出されているのですが、『M8』以上に映画『ミッドナイトイーグル』の政府は頼りなかった…結局、全部民間人任せ?!と。

大沢たかおさんはカッコ良かったです。
男くさくて。
息子ただ一人にとって、良いお父さんであったかは不明ですが。
もっと親子愛、観たかったな。
息子の優くんを演じた佐原弘起くんがめっちゃ可愛いのです、ほっぺがピンクで。
いじらしい演技も良かったし、玄関でバットを抱えてお留守番しているのも可愛かった。

大沢たかおさんと玉木宏さんが先輩後輩の役柄でした。
危険だという先入観なしの山登りスタートだったのでしょうがないのですが、敵に狙われながらの登山だというのに、真っ赤な装備が目立つなぁ~狙いやすっ…としみじみ。

吉田栄作さんもカッコ良かったのですが、「自衛隊、弱っ」と思わず心に浮かぶくらいに日本の自衛隊が驚きの弱さを見せる中、ひとり無敵な感じでした。
隊の人間が数人いても敵に対してなす術もない感じなのに、ひとり健闘…でも、エースは別にいるという。
最初の登場シーンがカッコ良かっただけに、自衛隊にはがっかりしてしまいました…本物の自衛隊に怒られないだろうか。

西崎と無線で繋がった少年はとりあえず、ハナマル!
いい味出してた。さすが。

竹内結子さんを久しぶりに観て、彼女の雰囲気は好きだなと思いました。
気の強い役がはまっていますね。
ただ、記者役なのに、明らかに日本語が通じない人間に対して終始日本語を突き通す姿には違和感。
せめて英語くらい試みないだろうか…と。
慶子が工作員と接触し、救出するシーンだとかはけっこう面白く観ることが出来たので、そういうちょっとしたところにも気を配って欲しかったです。
石黒賢さん、よく分かんない役でしたが、彼とのやりとりはけっこう好きでした。

ラストは泣きました。
優くんの可愛さが悲しみを誘い。
玉木くんは色々と残念。
助けてくれない政府にもショック。
でも、主題歌『はるまついぶき』を聴きつつ、穏やかな気持ちで観終わることができました。

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