« 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』(河出書房新社) | Main | 映画を観る→『DEATH NOTE』(前編・後編) »

映画を観る→『自虐の詩』

公式ページはこちら → 

原作は人気4コマコミック。

自虐の詩 (上)自虐の詩 (上)
業田 良家

竹書房 1996-06
売り上げランキング : 69

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
自虐の詩 (下)自虐の詩 (下)
業田 良家

竹書房 1996-06
売り上げランキング : 76

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


本当は『クワイエットルームにようこそ』を観るつもりでしたが、時間を勘違いしていて、予定変更して鑑賞した『自虐の詩』。
原作は漫画好きに評価が高いことは以前から知っていたのですが、”働かない旦那さんに尽くす(内縁の)奥さん”という物語、ちょっと苦手かな…と。

頭の方に出てくる通天閣に、「あ、大阪が舞台だった」と気づく。
それくらいに内容をチェックしていなかったのです。
大阪…大阪…。
出てくる場所に見覚えがあったりしたら「ここって…」なんて考えていました。
イサオのような格好のおっちゃん、確かにいるな…とか。
そんなにたくさんはいませんけれど。

予想通り、幸江は苦労の連続。
元・ヤクザのイサオは働かない、短気。
ちょっと気に入らないことがあると、愛情込めて幸江が作ったご飯の載ったちゃぶ台を引っくり返してしまう。
めちゃくちゃなことばっかりするし、籍も入れていない関係の旦那さんなのに、幸江は不幸どころか嬉しそうにさえ見える。
阿部さんと中谷さん、他のキャストの方々がコミカルに演じてはるから軽減されているのかも。
しかし、幸江が妊娠した辺りで思わず涙してしまいました。
かわいそう、じゃなくて、悲しくて。
幸江に感情移入してしまって、途中から一緒に嬉しくなったり、悲しくなったりしてしまっていたようです。

後半、クライマックスにあたって、回想シーンが入るのですが、ここでその長さ??と思うくらいに長い気がしました。
友人との想い出、イサオとの出会い。
若かりし頃のイサオは『北斗の拳』に出てくるひとみたい…。
そのエピソードひとつひとつはとてもいい話なのですが、ちょっと長く、多少前後の話が間延びしてしまったように感じました。
ばっちり回想中、回想後もじーんとしてはいたんですけれど。

阿部さんはとにかく大きくて(笑)迫力がずぅっとありました。
走っているだけでも威圧感。

中谷さんのくるくる変わる表情にどんどん引き込まれ、楽しかった!
おかげで感情移入しまくりでした。
方言で喋っているのも素敵でした。

脇のキャストも個性的。
特に、熊本さんはすごい。
彼女を演じている丸岡知恵さん、そして…あの方も、すごく良かった!
お楽しみに。

原作を読んでいない私としては、十分に楽しめました。
もっと悲しくなるかと思ったけれど、落ち込むところまではいかず、ほっ。

イサオと幸江は素敵だけれど、私は幸江のように辛抱強く旦那さんを愛せはしない気がする…なんてことも思っていました(笑)


↓主題歌。

海原の月海原の月
山本隆二 安藤裕子 松本隆

カッティング・エッジ 2007-10-17
売り上げランキング : 2225

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』(河出書房新社) | Main | 映画を観る→『DEATH NOTE』(前編・後編) »

Comments

おおお!
観たんだ~★★★
うらやましい!
でも、私も何となく「不幸な妻」って言うのが苦手なイメージあるのですが。。。
けっこー素敵な映画みたいですね♪
原作も人気みたいだし。。。
どちらかは確実にチェックしたいなぁ。。。

「クワイエットルーム~」
私も観たいです★時間があったら観たいけど
難しいかも(泣)
ぽっぽさんが観たら、感想バシっと書いてくださいね♪

Posted by: あかね | November 05, 2007 10:06 PM

レス、遅くなってごめんなさい><
コメント、ありがとう!!

私は『嫌われ松子』を観ていないので、コミカルな演技をする中谷さんに免疫がなく、途中から感情移入して、一緒に「あんた(旦那さんのこと)…」泣いていました(笑)
ツッコミ入れたい部分もいくつかあるのですが、まぁ、ぼちぼち☆でした。
『クワイエット』、観られるか怪しくなってきました…∑

Posted by: ぽっぽ | November 13, 2007 06:09 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 映画を観る→『自虐の詩』:

« 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』(河出書房新社) | Main | 映画を観る→『DEATH NOTE』(前編・後編) »