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横山秀夫『臨場』(光文社)

臨場 (光文社文庫 よ 14-1)臨場 (光文社文庫 よ 14-1)
横山 秀夫

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捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に読み取ってきた-誰もが自殺や病死と判断する案件を殺人だと見破り、また逆に殺人と見立てられた死体を「事件性なし」と覆す。
”終身検察官”と呼ばれる彼の生き様を描いた八編収録。


タイトルの”臨場”は”事件現場に臨み、初動捜査に当たること”を指すそうです。
倉石さんは色々と呼び名をつけられている、伝説的な男です。
”倉石学校”と言って、彼を慕う人々からは”校長”と呼ばれたり。
本人は無骨で、けして気さくな人柄とは言い難いのですが、検視の腕は超一流。
遺体、そして、現場、洞察力、判断力、その正確さに圧巻。
上が何と言おうと、絶対に譲らないものもちゃんと持っている、他の人物視点で描かれる、部下や被害者への彼なりの思いにもぐっときました。

メインは倉石。
でも、語り手は全て彼以外の人物。
その人物たちの倉石への感情も実に様々。
色んな視点から倉石、という人物の生き様を読むことができます。

横山さん…警察小説、はまりそうです。


↓単行本はこちら。

臨場臨場
横山 秀夫

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↓コミックはこちら。
一体どんな風に描かれているのか、気になる!

臨場 1 (1) (芳文社コミックス)臨場 1 (1) (芳文社コミックス)
横山 秀夫 上農 ヒロ昭

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Comments

いやいや充分
ハマってると思いますよ~♪
私も横山作品気に成りだしました☆
大人な気持ち!?でガツっと読んでみようかな♪

Posted by: あかね | October 24, 2007 07:18 PM

意外と読みやすく、ひきこまれちゃっています。
ミステリと警察小説とくくってしまうと、また違うものだけれど、ミステリと同じようにハラハラできると思います。
読もうかな、候補作にいれておいてくださいv

Posted by: ぽっぽ | October 26, 2007 12:07 AM

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