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森博嗣『迷宮百年の睡魔』(新潮社)

「願うという行為は、なにかが必要だと信じることです」

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)
森 博嗣

新潮社 2005-05
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周囲の森が一夜にして海へと化した伝説を持つ島、イル・サン・ジャック。
取材をするべくその地を訪れたミチル。
突然事件は起きた。
首を切られた死体が見つかったのだ。
犯人としてミチルは疑いをかけられることに…。

『女王の百年密室』に続く、女王シリーズ2作目。
1作目で多少耐性?がついたのか、楽しむ余裕が。
でも、その後に読んだのはエッセイ…やはり疲れていたのか(笑)

このお話では、1作目とも密接に繋がった部分もあり、1作目を読んだ方ならその流れも活かして読むことができると思います。
今回出てくる”女王”、名はメグツシュカ。
彼女とミチルとの会話を読んでいると、私は「あ~森作品!」としみじみしてしまいました。
メグツシュカの話しぶりにそれは強く感じました。

切なくて、痛々しくて、狂おしい。
ひとって、人間って??
すべてのことが常識に囚われているに過ぎないような気分になってくるからほんっとに恐ろしい!

解説の綿矢りささんの「この物語は三部作」発言に崩れ落ちました(笑)
確かに、じゃん!完結!という終わり方ではないけれど、つ、続くの??!
心して、最終巻を待ち望みたいと思います。

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Comments

え!?解説・・・綿矢りさサンなの!?
そして3部作だったんだー・・・
びっくり(笑)
ちゃんと読んでないからな~
読みたいデス♪

Posted by: あかね | September 11, 2007 at 05:03 PM

そやねん!さり気に豪華??

三部作っていうのはまさしく寝耳に水(笑)だったので、かなり驚きました。
軽く、「まだあるの??!」と少し弱音を吐いたのも真実ですが(笑)
2作目でだいぶなじんできたので、今は楽しみにしていますv

Posted by: ぽっぽ | September 12, 2007 at 12:05 AM

えっ!!
3部作なんですか!?
Vシリーズも読み終わってないので此方はちょっと軽視してました・・・
綿矢りささんの解説もちょっと気になります

Posted by: 江戸っ鯉 | September 12, 2007 at 03:59 PM

綿矢さんの解説により、知りました(笑)
でも、2000年1作目、2003年に2作目が出ていて、その後出ていない様なんですよね…本当に刊行されるのかドキドキです><
本当に3冊目が出るのなら、出てから読むのも良いかもですね☆

Posted by: ぽっぽ | September 13, 2007 at 10:47 PM

TBありがとう♪
私もTBさせてもらいます

そして三部作ってことわすれてた
ハードカバーで読んだ私(爆)

どきどき

Posted by: あかね | April 04, 2008 at 03:57 PM

>あかねちゃん
TBありがとうございますっ!

ハードカバーで読んだの?!おぉ~♪
完結編、いつ出るんやろうね??
同じく、どきどき。

Posted by: ぽっぽ | April 07, 2008 at 11:34 AM

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