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森博嗣『女王の百年密室』(新潮社)

「どうして? どうして?」

「何故、何故?」

それを言うのが人間

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)
森 博嗣

新潮社 2004-01
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時は2113年。
小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルとパートナのロイディはとある街に辿り着く。
そこは”女王”に統治された、”死”のない”楽園”…。
しかし、祝祭の夜に起きた事件をきっかけに、その都市の秘密とミチルの過去が呼応し始める…。


読み終わった後の気持ちを一言であらわすならば、「満腹」…(笑)
ページ数じゃなくて、内容が濃い。
新潮文庫の森作品はやはり、講談社のものよりも重い気がするー><
面白かったけど!
「そして二人だけになった」よりも、世界観など、好きです。
でも、やっぱりヘヴィー。

ミチルの過去も、壮絶だし、女王のいる、”神”が絶対的存在である都市も何だかとても怖かった。
人間って、生きているって、死ぬって…。

復讐では解決できない。
復讐は、新たな復讐を生む。

人間は、繰り返す。
何度も、何度も、同じことを。

SFミステリ…なのかなぁ。
近未来のお話だけれど、そこに生きる人々の姿は生々しく、リアルに感じてしまいました。

個人的には女王の側近である、ユウイ・ナナヤクが好き。

いつもミチルに優しかったし、人間味がある感じがしたので…。

女王シリーズの『迷宮百年の睡魔』、既に入手してあるのですが、ちょっとスパン空けてから読みます。

森さんが感謝の意とともに、「彼女の一枚の写真が、この物語のすべてと等しい」と冒頭で語る、クリスティナ・ガルシア・ロデロという写真家が非常に気になる…うー><

途中から、と言ってもラスト間際からですが、なんと漫画と同時進行で読んでいました。
その感想はまた後日。

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Comments

このお話の世界観はかなり濃いですよね~
ミチルの過去とこの王国?の価値観やらが合い重なって凄いですものね
ミチルとロイディのやりとり?は結構好きです♪

Posted by: 江戸っ鯉 | August 21, 2007 at 06:06 PM

良いな~
ぽっぽさんのレビューを読むと
このシリーズも読みたくなっちゃう!
それに表紙とかキレイだしね♪
欲しいのはやまやまですが最近節約中~(涙)
図書館へ行こうかなー

Posted by: あかね | August 21, 2007 at 08:02 PM

>江戸っ鯉さん
濃くってちょっと疲れました(笑)
でも、ロイディと話している時のミチルはとても可愛くて、ほっとしました☆

>あかねちゃん
節約…私の身に響く言葉やわ(笑)
本代以外にも使いたいとこがあるはずなのに、結果的に本に一番お金がかかっている私。
あかねちゃんを見習ってたまには図書館に行こうと思いますv

Posted by: ぽっぽ | August 23, 2007 at 09:22 AM

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