« February 2007 | Main | April 2007 »

March 2007

映画を観る→『ホリディ』

公式ページはこちら → 

最高にホットでチャーミングな4人が奏でる恋と人生のアンサンブル!
(公式ページより)

失恋し、休暇を取ることにした映画広告会社を営むアマンダ。 同じく、失恋し、泣き暮れていた編集者のアイリス。 偶然、アマンダはアイリスが出していたホーム・エクスチェンジ(お互いの家を交換し、住む)の募集をネットで見つけ、早速LAからロンドンへ渡ることに。 アイリスもロンドンからLAへ。 そして、新しいときめきに出会うことに…。

とってもキュートでスカッとする物語です。
キャメロン=ディアス、ケイト=ウィンスレットが非常にチャーミング。
特に、あんまり洋画を見ない私だからかもしれませんが、ケイトのイメージが『タイタニック』のようなお上品な、綺麗な…というものしかなくて。
それががらっと変わってしまいました。
なんてオンナノコらしいの!って。
泣いて、怒って、笑って、跳ねて。
くるくる変わる表情がとても魅力的でした。

好きなひとのもとへ駆けるアマンダ。
自分の気持ちにけりをつけた瞬間にガッツポーズを決めるアイリス。
オンナノコが観て、きっと一緒に心躍るのではないでしょうか。

男性陣もよかったです。

ジュード=ロウ、かっこい~い。
涙もろい、ちょっとプレイボーイ?な空気も持っているアイリスの優しいお兄さん。
酔っ払って妹の家に押し掛ける…妹からしたら困ったお兄さん?(笑)

ジャック=ブラックも、歳が離れたおじいさんともばっちり楽しい会話を繰り広げ、アイリスをいつも笑わせてしまうユーモアある明るい男性をコミカルに、細かく演じていて素敵でした。
これまた詳しくない方なのですが、彼のキャラクターがこの映画にひと味加えていたのは確か。
観ていて、アイリスと一緒に笑顔になってしまいました。

アイリスが出会う元・映画脚本家のアーサーに関するエピソードにも注目。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

谷川史子『花と惑星』(集英社)

何度でも 新しい朝は来るから
 『花と惑星』より

花と惑星花と惑星
谷川 史子

集英社 2006-07-14
売り上げランキング : 81954

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


『積極』と前後してしまいました…見落としていたのだぁ~、谷川さんのコミックを!
誰に咎められるでもないのに、ひとり慌てておりました(笑)

表題作『花と惑星』。
メッセージ性という部分では、”直球”。
非常に前向きなラストで締めくくられるお話です。
なずな・・・道ですれ違う青年にあいさつができなくて、悩んでいる。
蓮子・・・幼なじみの淳之介との日々にある日、変化が訪れる。
百合・・・小説家になる夢を持ち、自分と正反対の友達・芍花に振り回されている。
3人の主人公たちが繰り広げるそれぞれの物語。

同時収録の『春の蕾』は『花と惑星』に出てくる主人公のひとり・蓮子の”その後”です。

ピュアな気持ちにふれて、ほぅ…とうっとり、溜め息☆

谷川さん、スポーツクラブに行っているのか…@@
今も続けられているのだろうか…気になる~。
次の”告白物語”(巻末にいつも載るエッセイ)待ち、かな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

横山秀夫『ルパンの消息』(光文社)

「幻の処女作」がついにベールを脱いだ!

ルパンの消息ルパンの消息
横山 秀夫

光文社 2005-05-20
売り上げランキング : 42365

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ある日、警視庁にもたらされたタレこみ情報。 15年前に自殺として処理された女性教師は実は殺されたのだ-教え子の男子高校生3人の手によって。 時効まで24時間。 死の謎と男子3人によって計画された”ルパン作戦”が絡み合い、驚愕の結末へ。


どうなるの?どうなるの!?どうなるの!??
と、謎の謎の謎…というラストへの流れはとても素敵でした。
”犯人は誰だ!?”という問いかけに対する答えだけで終わらないところが良かったな。
とりあえず、最初の流れではそういう終わり方になるとは思ってもいなかったので。

”警察小説の名手”だなんて評されることがしばしばの横山秀夫さん。
ノベルスは文庫に比べると、売れ方が地味な印象(店の客層によって差はあるとは思いますが)。
横山秀夫さんの小説が気になっていた私は”ルパン”に何となくひかれて購入。
最近になってようやく読むことができました。
「(思っていたよりも)若い文章を書くんやなー」なんて。
加筆はされているようですが、処女作だから…かな。
読みやすく、ノリがよくて、面白い。

割とたくさん出てくるキャラクターの性格付けもきちっとできていて。
高校生、教師、警察。
罪を犯した者、過去に苦しむ者、現在を大切に思う者。
ツッパって学生生活を過ごしていた3人の男子高校生が15年経ち、全く違う道を生きている…。
高校生の頃、とはいきませんが、15年前を振り返ることができる歳になってくると、その歳月を感じることができて、ほろ苦い思いを感じました。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

指南役『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)

買う理由を初めて解明したビジネス書

キミがこの本を買ったワケキミがこの本を買ったワケ
指南役

扶桑社 2007-03
売り上げランキング : 1035

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


まさしく!「この本を買ったワケ」をするために購入。
…なんか、変なの。
既に、術中にはまっている気がする!!!(笑)

面白そうじゃないか、といそいそと陳列してみました。

それから、自分でも読んでみたのですが…


まぁ、こんなもんかな、と(態度でかっ∑)…。
大きなテーマである”買う理由”への答えなるものがどうなったのか、ちょびっと不服アリ。
結局…そういうこと??と。
雑学書、としてはいいかな。

広告について、マーケティングについて、購買心理について、そういった事柄への入門書、足がかりとしてはなかなか良いのではないかと思います。
ビジネス書に関して、まだ学び始めの私でもすらすらと楽しく読むことができましたし。
全部が全部非常に納得!というわけにはいかずとも、けっこうな割合で「うんうん」、「確かにっ」と思えるんではないでしょうか。
私は本を買う時は思いつきがほとんどやけれど、その本に「魔法のヴェール」がかかっていたということかもしれません。

さぁ、あなたが最近買った”モノ”。
何で、どうして買ったのでしょうか???

私はメモ帳を買った。
理由:会社で使うから。
でも、数多くの種類ある”メモ帳”。
その中からひとつだけを購入した。
選んだ理由…そういう”理由”に関して色々と説かれている本です。

| | Comments (4) | TrackBack (3)

森下裕美『大阪ハムレット』(双葉社)

大阪ハムレット (1)大阪ハムレット (1)
森下 裕美

双葉社 2006-05-12
売り上げランキング : 11836

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


オンナノコになりたいオトコノコ。
不妊治療にひとり悩む女性。
歳をごまかして、恋愛をするオトコノコ。
みんな、一生懸命。


『少年アシベ』『COMAGOMA』と愛読。
ただ、この『大阪ハムレット』は私の読んだ2作品と違って4コマ形式ではなく、雰囲気もちょっと違う。
『ぼのぼの』を描いているいがらしみきをさんの『Sink』を読んだ時のように、形式が変わったことによるギャップに”酔う”かも!と不安で、雑誌などで紹介されてどんどん注目されている中、手をつけられずにいました。
*『Sink』はギャップだけでなく、作品自体が強烈。
ネットで公開されている時に全部閲覧していたのですが、毎回ゾォッとしながら読んでいました。
非常に怖い!!!

確かに、『大阪~』には『アシベ』の時のようにキュートで愛らしい、というポイントはないかもしれません。
でも、読み終わった時に、口元が緩んでしまうようなお話。
そして、涙腺も緩んでしまう。
そんでもって、時々笑けてしまう。
”笑い”は『アシベ』とやはり似たようなところがあるかも。

アシベのはつらつ!とにかく明るいところがスキ!というひとにはもしかしたら受け入れにくい作品かもしれませんが、ぽっぽはオッケーでした。
けっこう奥深い、確かに良いです、この本。
と、今更ながら人気に便乗してみました☆

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ついに1ヵ月後

YAWARAちゃん、こと、谷亮子さんの復活戦がついに1ヵ月後に迫っています。
4月7~8日に行われる全日本選抜体重別選手権、「この試合に出ることが復活への条件」とテレビで専門家の方がおっしゃっていたのですが、3月7日に組み合わせ抽選会が行われた模様。
19歳の伊部尚子選手との対戦が決定。12歳差。
約2年振りの試合、しかも、出産後…。
急ピッチ調整中とのことで…とても気になる~~!

応援しています!!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

映画を観る→『それでもボクはやってない』

公式ページはこちら→ 

07030221nec_0003


「今、痴漢したでしょ」
女子学生に上着を掴まれ、呼び止められた徹平。
「えっ?」

洋画よりも邦画が好きなぽっぽですが、集中力があまりない人間だからか、結構見ながらぽけっとしてしまう時があり…す、すみません。
ので、この映画も、「途中、気が抜けちゃうかも…」とわけわからん心配をしていたのですが、観始めるともう夢中。
シーンが変わる時に「うわ、めっちゃ集中して観てた!」と、一瞬我に返るくらい。
しかも、BGMが出だしは無かったのに…。
朝の通勤時の喧騒、裁判所での静けさの中、紙をめくる音、人が立ち上がる音…そんな生活の中の音をメインとして物語は展開されてゆく。

”痴漢”という犯罪が起きたその時、当事者のひとの周りにいた人々はただ通り過ぎたり、ちらちらと見つめていたり。
部外者のひとには「何か騒いでる」、「また痴漢か」というとある一日のとある出来事、でも、当事者である徹平、そして、勿論被害者の女子高生にとっても、日々を変えてしまう大きな事件。
何気ない一日の、何気ない朝にそれは起こっていた。

女子学生が間違ったことが問題なのか?
徹平が女性が間近にいる状態でごそごそ動いてしまったことが問題なのか?
ならば、裁判所の役目は何なのか??
裁判のシーンでは一緒に傍聴している気分。
同姓であるため、女子学生の気持ちも分かる…。
彼女に罪があるわけではない。
でも、被害者の言葉がまるごと真実というわけではない、この映画。
徹平は”やっていない”のだ。

全てが全て冤罪だなんてことはない。
でも、冤罪の場合は…。
監督のこだわった”リアル”が確かにそこにあったように思います。

キャストに関しては、やはり、加瀬さんが良かった。
徹平の心理状態を、特異にではなく、細かく演じられていました。
そして、脇の方もさり気なく豪華。
弁護士のベテランに役所さん、新人弁護士役に瀬戸さん。
裁判での二人の様子を観ていても、本当にそれぞれの役柄にちょうどピッときた。
竹中直人さんが出てきたのは、びっくりしました(笑)

裁判、高校生の時に一度だけ見学に行きましたが、その時の裁判がどのようなものであったか情けないことにあまり覚えていません。
裁判官の方が気をきかせて「質問はありますか?」と聞いてくださったこと、被告人の方の背中、それだけが印象に残っています。

それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!
それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!周防 正行

幻冬舎 2007-01
売り上げランキング : 94164

おすすめ平均 star
star裁判官の無理解をデフォルメ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
お父さんはやってないお父さんはやってない
矢田部 孝司+あつ子

太田出版 2006-12-05
売り上げランキング : 30676

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | Comments (2) | TrackBack (2)

« February 2007 | Main | April 2007 »