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March 2007

横山秀夫『ルパンの消息』(光文社)

「幻の処女作」がついにベールを脱いだ!

ルパンの消息ルパンの消息
横山 秀夫

光文社 2005-05-20
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ある日、警視庁にもたらされたタレこみ情報。 15年前に自殺として処理された女性教師は実は殺されたのだ-教え子の男子高校生3人の手によって。 時効まで24時間。 死の謎と男子3人によって計画された”ルパン作戦”が絡み合い、驚愕の結末へ。


どうなるの?どうなるの!?どうなるの!??
と、謎の謎の謎…というラストへの流れはとても素敵でした。
”犯人は誰だ!?”という問いかけに対する答えだけで終わらないところが良かったな。
とりあえず、最初の流れではそういう終わり方になるとは思ってもいなかったので。

”警察小説の名手”だなんて評されることがしばしばの横山秀夫さん。
ノベルスは文庫に比べると、売れ方が地味な印象(店の客層によって差はあるとは思いますが)。
横山秀夫さんの小説が気になっていた私は”ルパン”に何となくひかれて購入。
最近になってようやく読むことができました。
「(思っていたよりも)若い文章を書くんやなー」なんて。
加筆はされているようですが、処女作だから…かな。
読みやすく、ノリがよくて、面白い。

割とたくさん出てくるキャラクターの性格付けもきちっとできていて。
高校生、教師、警察。
罪を犯した者、過去に苦しむ者、現在を大切に思う者。
ツッパって学生生活を過ごしていた3人の男子高校生が15年経ち、全く違う道を生きている…。
高校生の頃、とはいきませんが、15年前を振り返ることができる歳になってくると、その歳月を感じることができて、ほろ苦い思いを感じました。

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指南役『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)

買う理由を初めて解明したビジネス書

キミがこの本を買ったワケキミがこの本を買ったワケ
指南役

扶桑社 2007-03
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まさしく!「この本を買ったワケ」をするために購入。
…なんか、変なの。
既に、術中にはまっている気がする!!!(笑)

面白そうじゃないか、といそいそと陳列してみました。

それから、自分でも読んでみたのですが…


まぁ、こんなもんかな、と(態度でかっ∑)…。
大きなテーマである”買う理由”への答えなるものがどうなったのか、ちょびっと不服アリ。
結局…そういうこと??と。
雑学書、としてはいいかな。

広告について、マーケティングについて、購買心理について、そういった事柄への入門書、足がかりとしてはなかなか良いのではないかと思います。
ビジネス書に関して、まだ学び始めの私でもすらすらと楽しく読むことができましたし。
全部が全部非常に納得!というわけにはいかずとも、けっこうな割合で「うんうん」、「確かにっ」と思えるんではないでしょうか。
私は本を買う時は思いつきがほとんどやけれど、その本に「魔法のヴェール」がかかっていたということかもしれません。

さぁ、あなたが最近買った”モノ”。
何で、どうして買ったのでしょうか???

私はメモ帳を買った。
理由:会社で使うから。
でも、数多くの種類ある”メモ帳”。
その中からひとつだけを購入した。
選んだ理由…そういう”理由”に関して色々と説かれている本です。

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