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映画を観る→『どろろ』

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身体の48箇所を魔物に奪われた過去を持つ百鬼丸。 人間離れした姿となってしまったがために親に捨てられ、その後育ての親となる寿海に拾われる。 呪医師である寿海によって創られた身体を与えられた百鬼丸は成長し、”48の魔物を倒せば、身体も戻ってくる”という声を聞いたため、旅に出る。 そして、とある町で女だが男として生きる泥棒-どろろ-と出会うのであった。 旅を続ける内に分かってくるいくつかのこと-百鬼丸の身体を魔物へ捧げたのは他ならぬ実の父親であったという事実を知るのであった。

前売り券を持って張り切っていたのに、今日は映画の日、1000円で観れちゃうんですって!
…まぁ、そういうこともあるさ。
と、しょっぱなからくじけそうになりつつも、鑑賞してきました。

予告編を観ていて、微妙?なんて思っていたのですが、なかなか面白かったです。
キャストも良かったと思う。
妻夫木くんと原田芳雄さん、中井貴一さんが個人的に好き。
お母さん役の原田美枝子さんがきれいーなんて、キャストを観ていて、けっこう楽しんでいました。

CG、ワイヤーアクションがフル!に活用されているので、ちょっと目が疲れた感が…。
私は垂直にジャンプする時の飛び上がり方だけが何だか気に喰わなかったのであります。
まさしく、”ピョーン”って音がしそうなんやもん。
ただ、アクションシーンがなかなか激しく、多いので、妻夫木くんや柴咲さんはきっと大変やったろうなぁといち観客ながらに思ってしまいました。

最後の戦闘シーンの後、百鬼丸に心臓が戻ってくるのですが、その時の台詞に何だかとても切なくなった。
手塚治虫さんのお話は”深い!”と思うのですが、”血生臭い”とか”ちょっと恐い”っていう印象が子供の頃からあって。
全部が全部っていうわけではないはずなのですが、小さい頃に観たテレビアニメの”火の鳥”で怖いシーンがあって、それをスタートにそういう印象がついてきていて。
”できれば知りたくない”って思う人間の狡賢いところや卑怯なところ、内面の奥の暗いところも描いている作家さんだなと感じていたんです。
だから、テレビで観たり、漫画を読んだ後に時々落ち込んでしまって。
やっぱり、このお話(原作を読んだわけではなく、映画を観て、感じたことですが)も”血生臭い”シーンがあり、人間の業の深さもあり、けして”いいこと(ハッピー)”だらけのお話ではなかった。
でも、”人間は弱い、けれど、強い”ということや”生きる”ことの尊さが何よりも描かれていて、観終わった後、ほっとしました。
原作を読んだら「やっぱり恐いぃ~!」ってなるんやろうか(笑)
機会があれば、読んでみたいです。

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Comments

私は最近原作マンガを読みましたよ。
・・・びっくりです、色んな意味で。
映画とは全然違う結末なんです(映画は観てないですが)☆
映画が良かったんなら、改めて原作読まないほうがいいかも?

Posted by: kiyu | February 02, 2007 at 01:31 AM

そ、そんなに内容が違うんですか??
もしかして怖ーい展開なのでしょうか…すっごく気になりますが、読むのが怖いかも…^^;

Posted by: ぽっぽ | February 03, 2007 at 12:26 AM

はじめまして♪
TB&コメントありがとうございました!
「火の鳥」ショック仲間がいて嬉しいです(笑)
小さい頃に見るとトラウマになりますよね~。
怖いんだけど読むのを止められなくて
何度も読んだらダメになりました。。
ほんと人間の業とか考えさせられてヘコみますよね。
もう手塚作品は見れないと思います。。

今回は実写だったので全然気になりませんでしたw
やっぱりストーリーは面白いですね!
ヘコむ描写もそんなになかったので楽しめました♪

今CSでアニメ版どろろを放送していたのでチラッと
見てみたのですがやっぱり怖いです(泣)。
独特のエグさがありますね。。

すいません、長々とコメントして(><)
また遊びに来ますね♪

Posted by: こーいち | February 05, 2007 at 02:05 AM

こちらこそTB&コメント、感謝です。
アニメ版の「どろろ」もあるんですか∑
さすが、手塚作品…。
「ブラックジャック」は高校生の頃にちょこっと読んだりしたのですが、ほとんど手塚作品からは遠ざかっていて。
ほんとにトラウマです^^;
是非またいらしてくださいませ☆

Posted by: ぽっぽ | February 06, 2007 at 12:44 AM

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