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June 2006

スガシカオ『真夏の夜のユメ』

真夏の夜のユメ(初回生産限定盤)(DVD付)真夏の夜のユメ(初回生産限定盤)(DVD付)
スガシカオ スガシカオ feat.AMAZONS

BMG JAPAN 2006-06-21
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『DEATH NOTE』の挿入歌。
KAT-TUNのデビュー曲を聞いて、スガシカオ、路線変更!?とおもてましたが、この曲を聴いてあぁ、スガシカオだ、とほっ。
切なくて、しんみりする曲です。
も一回聞こう。

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いのうえさきこ『嫁っとかないと。』(集英社)

嫁っとかないと。嫁っとかないと。
いのうえ さきこ

集英社 2006-04-26
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大ヒットした『問題な日本語』のイラストを描かれている作家さんの嫁への道、というか嫁にいくにはどうしたらいいかを考えるエッセイコミック。
しかし、後半はほとんど『いぬまん』という家族と犬のマンガ(一応ノンフィクション?)なので、もうちょっと嫁道を読みたかったなぁ、参考にしたかったので(笑)
独特のイラストは少し毒がきいていて面白いです。

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宇仁田ゆみ『酒ラボ』(講談社)

あっ、宇仁田さんの本だー。
立ち寄った本屋さんで発見、ノーチェックだった!

酒ラボ酒ラボ
宇仁田 ゆみ

講談社 2006-01-13
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舞台は農業大学、お酒を研究しているゼミ=酒ラボ。
本当にそんな研究室はあるのか??
風変わりな設定に先ず、惹かれました。

卒論だとか、進路だとか。
卒業を控えた学生たちの、酒ラボでの出来事。

主人公・アワモリ=下戸とその周りのひとびとが繰り広げる日常。
ドタバタドタバタ。
決してドラマチックではなく、決してくだらなくはない。
日々葛藤、日々苦悩、そして、日々楽しい。

今まで読んだ宇仁田さんの作品の中では恋愛が中心ではない作品のひとつです。
本編とはがらりと違う、短編ふたつが後ろの方にあります。

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宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー(上・中・下巻)』(角川書店)

ヴェスナ・エスタ・ホリシア。
再びあいまみえる時まで。


ブレイブ・ストーリー(上)ブレイブ・ストーリー(上)
宮部 みゆき

角川書店 2003-03-05
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映画は七月公開!

亘は小学五年生。成績はそこそこ、趣味はテレビゲーム。
平凡だけれど、穏やかな毎日を送っていた。
学校ではとあるビルに幽霊が出るという噂が女子を中心に広がっていた。
そんな中、亘の父親が家を出て行ってしまう。
突然の離婚話に戸惑う亘。
転校生の美鶴にそこに辿り着くことができれば、願い事を叶えてくれる「運命の女神」の存在を聞いた亘は幻界(ヴィジョン)へと旅立つ決心をする。
「不当にねじ曲げられ変化させられている運命を、元どおりの正しい形に戻すんだ」


家でじっくり読んだら良かった、という感想です。
電車の中で読んでいたら途中涙がっ。
夢だとか勇気だとか冒険だとか、そういった単語にまるで興味がそそられないひとには面白くないのかもしれませんが、私はむちゃくちゃ弱いので、夢中で上中下巻読み切りました。
もう、もう、面白かったです!

宮部みゆきさんの本の中で少年が主人公というと、私が読んだ中では『今夜は眠れない』『夢にも思わない』があります。
この作品ふたつもワタルと同じように家族に降って湧いた、周りのひとに降って湧いた突然の出来事を解決するべく立ち上がる少年が主人公です。
宮部作品の良いところは(何だか偉そうな物言いかもですが)”善”だけを描くのではなく、ワタルの中に、全てのひとびとの中に善と悪が必ず共存しているように、ちゃんと”悪”も描いているところだと思います。
子供にも容赦なく、試練を与える。
これは確かにそう、子供だって時に大人と同じように、もしくはそれ以上に傷つき、子供なりに苦悩する、それを乗り越えねばならない。
そして、単にイジワルのように試練を与えるのではなく、子供には乗り越えるための強さがあると信じているように感じます。
対照的な存在として出てくる転校生のミツルも、一生忘れることなどできない過去がある。
二人は自分の運命を変えるために”幻界”へ。
自分の願いごとのためならば、何をやってもかまわないミツル。
”幻界”と”幻界”で出会った仲間たちと出会い、確実に成長していくワタル。
願い事のためならば、他のものはどうなってもいいの?後半はその問いかけがついてきます。
文庫の上巻~下巻を読み、ワタルのあまりの成長ぶりには目をみはるばかり。
異世界で自分のために、家族のために頑張り、成長してゆく姿はジブリの『千と千尋の神隠し』と近いものを感じます。
何ともたくましい子供たち。
歳だけオトナの私がはっとさせられる。

いつもの宮部作品はミステリばかり読んでいたので、ファンタジーは初めて。
『ドリームバスター』も気になってきちゃうじゃないか。
過酷な描写もあれど、やさしさやあったかさがあとに残るのはさすがです。

はぁ~、面白かった~、満足。

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映画を観る→『ダ・ヴィンチ・コード』

ダ・ヴィンチが残した暗号、”聖杯”の謎。
映画の感想をひとことで言うなら、「ビミョー」ではありました。
すごく迫力もあって、”つくり”は好き!はまりそうなくらい。

ただ、ストーリーを原作を読んで知っている分、ここの場面はもっと時間を割いて欲しかった!という希望も湧いてくるわけで。
とにかく暗号解読がこのお話のメインであると思うのです、原作では主人公・ロバートと暗号解読官のソフィーが試行錯誤しつつ、徐々に暗号の謎に迫っていく様が描かれています。
それをドキドキハラハラしながら読んでいた身としては、するりするりと謎が紐解かれていってしまう感じが否めない…呆気ないなぁって。
もっと苦労しているところが観たかった。

役者さんも良かったです。
サー・リーは渋くて少しニヒルな風格がカッコ良かったし。
シラスのシーンはけっこう原作通りで良かった。
司教への忠誠心も少ないシーンでしたが描かれていて。

少し原作とちゃう設定があるのですが、そういうプラスαを入れるならば、やっぱり謎解きのシーンをもっと濃密にして欲しかったな、と私は思っています。


作品としては好きです。
迫力と勢いは素晴らしい。
2時間30分、ほんとにあっという間です!


ダ・ヴィンチ・コード(上)ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥

角川書店 2006-03-10
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『DEATH NOTE OFFICIAL MOVIE GUID(1)』(集英社)

DEATH NOTE OFFICIAL MOVIE GUID (1)DEATH NOTE OFFICIAL MOVIE GUID (1)
大場 つぐみ 小畑 健 ジャンプ・コミック出版編集部

集英社 2006-06-02
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どれだけ楽しみにしているのかと。
でも、めちゃめちゃ楽しみです!
写真やインタビューが載っていて、ますますわくわくしてしまいました。
この公式本ではリュークの声をやっている方のインタビューもちらりとあり、「あらっ」とオドロキ。
『DEATH NOTE』第一話が掲載されていたりして、『DEATH NOTE』をまだ読んだことがないけれど、映画が気になって…という方が読まれるのにいいかも。
これを読んで、単行本も購入しようって思って頂けると本屋さんとしても勿論『DEATH NOTE』読者としても嬉しいです。


DEATH NOTE (1)DEATH NOTE (1)
大場 つぐみ 小畑 健

集英社 2004-04-02
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上原隆『友がみな我よりえらく見える日は』(幻冬舎)

何度失敗しようが、何度挫折しようが、こうありたいという思いを持ち続けることはできる。(「うつ病」より)

友がみな我よりえらく見える日は友がみな我よりえらく見える日は
上原 隆

幻冬舎 1999-12
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多分、この文庫本が出てまだ間もない頃。
いつも通る本屋さん、ふと目に付いた本屋さん、いくつかの書店にこの文庫がずらりと並べられていた。
ミーハーなので、すぐ私は手に取る「何?ナニ??」って。
でも、何故か買わず。
月日は流れ、およそ5年、私はこの本を遂に読む。

ジャンルはノンフィクション。
ボブ・グリーンタッチのルポ。
ぼぶぐりーんとは何ぞや??
アメリカのコラムニスト…などなど、ちょっと調べてみたり。

普段、私はノンフィクションを読むと、色んな意味で考え込んでしまうので、あんまり好きではない。
明るいイメージもなかったりする。
ノンフィクションというと、歴史に残るような事件を取り上げたものだとかが浮かぶけれども、14章から成るこの本の中に出てくる人々はけして新聞に載ってしまうような事件の中心にいたり、誰もが驚きを得てしまうような人生を送っている…というわけではない。
基本的には周りにいてもおかしくない境遇のひとびとだ。
だけれど、みながみな当人たちなりに劇的な日々を送っている。
毎日考えて、悩んで、時には笑って、時には泣いて、生きている。
そういったことがどの章にも顕著に浮き出ていて、何だかほっとしてしまう。
そして、強張らない程度にちょっと気が引き締まる。
自分の毎日が大切で愛おしくなるような、少し切なくもあるような。
不思議な読み心地。

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