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August 2005

渡辺多恵子『風光る』(小学館)

4091373518風光る (1)
渡辺 多恵子

小学館 1997-11
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父と兄の仇を討つために新選組の入隊試験に挑む、15歳の神谷清三郎-実の正体は富永セイ、女子である。
男、”武士”として生きる覚悟を決めた彼女は新選組の中で強く、たくましく、成長していく。
そして、入隊のきっかけになった沖田総司との出会いで女子としての恋心も芽生え・・・。


少女読者向けの新撰組について描かれたコミック、です。
でも、あくまで史実が根幹に据えられている作品であると思います。
この本を読んで、新選組周辺の歴史について、もっと学んでみたい!と思った読者の方も多いでしょう。

女の子であるセイのたくましさ、時折見せる女の子の一面には応援したいという気持ちと共感が湧きます。
自分がこの時代に生きていて、彼女のように強く、覚悟をもって生きることはかなりの至難であると思いますが、一生を通して何かを貫くことができるように”現在”を頑張りたいです。

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さくらももこ『ももこの21世紀日記(N’01)』(幻冬舎)

4344406400ももこの21世紀日記 (N’01)
さくら ももこ

幻冬舎 2005-04
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さくらももこさんのエッセイはほわんとしていて、のんびりしていて、時々辛口で、読んでいて楽しいと思えるものです。
「日常の中の小さな幸せ」がこの本の中にはたくさんあふれています。

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森博嗣『黒猫の三角』(講談社)

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森 博嗣

講談社 2002-07
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最近、文庫を持っていると、職場の上司に「森博嗣?」と聞かれます。
そういうイメージがついてしまいました(*゜□゜*)

S&Mシリーズに続く、Vシリーズ。
主人公は瀬在丸紅子。バツイチ子持ち、武道家の執事アリ。
相変わらず、登場人物が多いー覚えられないー、情けない私。
(短編集『地球儀のスライス』に収録の「気さくなお人形」にこのシリーズがからんでいたことにやっと気付きました。)
個性的な周囲の人々のおかげでもうひとつ主人公が目立つことができずだな、とふと感じてしまいましたが、どうなんでしょう??

やはり、森博嗣さんの理系ミステリはすきです。
でも、S&Mシリーズ一作目と同じく、今回のシリーズ一作目もちょっと頭が疲れちゃいました。

マトリックスがいまいち分からず…悔しい。

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原作:綾辻行人、漫画:佐々木倫子『月館の殺人(上)』(小学館)

*綾辻さんの”辻”は本当は点が一個多いです。

4091885810月館の殺人 上 (1)
綾辻 行人 佐々木 倫子

小学館 2005-08-10
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空海(そらみ)は高校三年の18歳。
ある日、会ったことのない祖父に招かれて、生まれて初めての列車に乗ることになる。
列車内には6人のテツ(鉄道マニア)の乗客と6人の乗員。
ちょうど、首都では連続殺人事件が起きており・・・。


佐々木倫子さんにはまっている私からすると、新作は非常に楽しみにしていました!
綾辻さんの本はまだ読んだことがないのですが、既刊本もコンスタントに売れる作家さんでありますし、お名前は以前から拝見している方であったので、きっと面白いはず!と期待大。

綾辻さんの本を読んだことのない私の感想としては、事件発生までは佐々木倫子さんのカラーが強かった気がします。
コメディというか、独特。
走る列車の窓にお婆さんがはりついてついてくる恐怖話に対して、怖がる空海が色々違う案を出して言い返す場面があるんですけれど、面白かった(笑)
ツボです。

事件発生からは少し緊張走る展開。
下巻が楽しみです。

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光浦靖子『ミツウラの鳴らない電話』(文藝春秋)

4167660873ミツウラの鳴らない電話
光浦 靖子

文藝春秋 2005-08-03
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以前、鈴木紗理奈さんが雑誌『ダ・ヴィンチ』で光浦さんのエッセイ本を紹介されていて、興味が湧いたので、別のものにはなりますが、今回の文庫を手にとってみました。

読み終わると

「光浦さん・・・性格悪い・・・」という感想が思わず^^;

面白いんですけれど、下手すると、それしか残らない・・・(笑)

光浦さんのお父さんとお母さんのやりとりはすごく和やかですきです。

お父さんの「布団が吹っ飛んだ」の駄洒落にお母さんの「何で吹っ飛んだのに拾ってくれないの」っていう発言が何とも☆
可愛らしい。。。(*゜□゜*)

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山田悠介『ベイビー@メール』(角川書店)

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山田 悠介

角川書店 2005-07
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山田悠介さんの本は相変わらず、文庫になると買ってしまう、、、

奇妙な女性の遺体が続けて見つかるという事件が起こる。 彼女たちのそばには切り取られたへその緒がいっしょに残されていた。 そして、さらなる共通点が見つかる。 彼女たちは皆、死ぬおよそ一ヶ月前に「ベイビーメール」という送信者不明のメールを受け取っていたのだ。 雅斗の恋人・朱美にも同じメールが届いてしまい・・・。

他の作品(すでに文庫化されているもの)に比べると、流れ的には読み易く感じました。
「あ、ホラー(?)の方がいいのかも!」って。
ただ、原因究明に乗り出してからラストまでの過程が強引な気がしました。
「えっ、えっ、トントントーンと進むんや!」と、焦り。
私は怖い話が非常に苦手なので(でも、買う)しばらく、携帯にびびる日々を送ることに。
鳴ると、肩がビクッとしておりました…(笑)

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藤臣柊子『働くおねえさん』(幻冬舎)

4344406907働くおねえさん
藤臣 柊子

幻冬舎 2005-08
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ちょっと気になって。
だって、私も「働くおねえさん」ですので☆

内容は読者の方のエピソードをコミックにしたもの。
恋愛、仕事と毎日忙しい「働くおねえさん」の姿を描き、著者の時には優しく時には厳しいコメントが。

読んでいて、思ったのは、なかなか仕事一筋に生きる女性っていうのは難しいんだな、ということ。
腰かけで働いているひとも多いんだけれど、すごく「働くんだ!」っていう思いが強い女のひとがいても、今度は会社や恋人側がそれを受け入れてくれなかったり(あくまで、この本の一部を読んでの私的感想ですが)。
女性蔑視…っていうほどのものは受けたことはないけれど、こっちも「男のくせに」って言ってしまうこともあるので、一概に男性の方ばかりを責められないわ^^;

この本に出てくる「おねえさん」たちはうまくいったりいかなかったりですが、一生懸命。

私も「がんばるぞ!」と、「おねえさん」たちを見て、思うのでした。

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