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森博嗣『有限と微小のパン』(講談社)

有限の生と、微小の死を。

有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER
森 博嗣
講談社 2001-11


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ついに、ついに!最終巻!
S&Mシリーズ全10作の10作目(最終巻だから当たり前・・・)!
最終巻って、いつも読み終わると「あ~終わっちゃった・・・」という気分にさせられる
のですが、今回は小説10冊に及ぶストーリーのものを読んだことがなかったからか
「ついに」とか身構えていたからか、「寂しい」よりも満足感の方が大きかった。
それくらいに、私としてはラストがこれしかない、ってくらいに思えました。

先ず、登場人物リストが載る作品と載らない作品がS&Mシリーズにはあるのですが
今回はきちんと冒頭にありました。
(リストってある方が助かる時も多い、物覚えが悪いので^^;)それを見て、「!!」。
今回の『有限微小(略)』にはある大物ゲスト登場です。
来る時べき時が来た、のでしょうか。

舞台は長崎。
萌絵の許嫁(親同士が昔、決めた)、登場。
そこで起きたという「死体消失事件」の謎も解けぬままに、新たな事件が起きてしまう。
解けない謎、不確かな自分の「存在」、「生と死」。

読んでいると、ひっぱりこまれてぐるぐるぐるぐる回されてしまうような状態に陥る森作品。
あの一作目があったから、この十作目がある。

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作品解説が相変わらず、苦手です・・・書店員なのに!
プレゼン大失敗といい、要修行。

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