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森博嗣『幻惑の死と使途』、『夏のレプリカ』(講談社)

幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
森 博嗣
講談社 2000-11


by G-Tools
夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER
森 博嗣
講談社 2000-11


by G-Tools


『幻惑の死と使途』には奇数章しかなく、『夏のレプリカ』には偶数章しかない。
というのも、この二作品で扱われている事件が同時期に起こったもので(「残念ながら、殺人事件に限らず、あらゆる犯罪において、その首謀者個人が、周囲との協調を計ろうとすることはまずありえない。したがって、首謀者たちが、それぞれに譲り合ったり、スケジュールを調整することもない。つまり、一つの事件が解決するまで次の事件が待機する、といったマナーもルールも存在しない。(『夏のレプリカ』)」ためである)その二つの事件が同時に進行していることを表すための手段といったところ??
そういうところ、何というか遊び心があるなぁ、、と思ってしまいます。

『幻惑の~』はマジシャン有里匠幻の死体消失事件をめぐるお話。
最後のマジック。最期のマジック。
ラストの方の犀川先生が見せる少し意外な一面がよかった。
萌絵の推理をいざ、ご披露!という回。

『夏のレプリカ』、萌絵の友人・蓑沢杜萌の実家で起こる誘拐事件を発端に現れる謎の数々。
こちらも主に探偵役はやはり、萌絵??

相変わらず、森作品はさっぱりしているんやけれど、少しこの二作品は人肌みたいなものが表面化されが犀川先生と萌絵が見られる気がします。
けっこうお気に入りの作品となりました。

S&Mシリーズももう、6・7作目。
今読んでいるものが8作目で、一応、講談社文庫のこのシリーズは10作まで…もうちょっとだ~><
かなり森博嗣中毒にかかっております☆
他の作品をそっちのけで読んでしまう。。。
よみやすくって面白いんやもの、ついつい他の作家さんの新作よりも気になっちゃって、手を出してしまう。

とりあえず、10作品までは一気に読んじゃうか、8作目で一時休止をして、他の作家さんを読むか唸っています★
こういう時、読むのが速いひとってうらやましー!と本気で思う。

現在、待機しているのは
西尾維新『クビキリサイクル(戯言シリーズ)』
大崎善生『パイロットフィッシュ』
豊島ミホ『檸檬の頃』
                      ・・・などなど・・・(笑)

どれも気になる~。。。

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