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July 2004

山田悠介『リアル鬼ごっこ(改訂版)』幻冬舎

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)
山田 悠介

幻冬舎 2004-04
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デビュー作が自費出版で有名な文芸社から発行、20万部を超えた小説。
あ、私と同い年!?
そんなことを考えながら読み始めました。
雑誌でこのひとの本が紹介される度、すっごく読んでみたかったんです。
ホラーだし、ハードカバーだから高い・・・とためらっていたのですが、これは初の文庫版。
ついつい買ってしまいました。

先ず、電車の中で70Pほど、読みました。
ん??今左手にたくさんの荷物を抱えて、ぐったりしながら読んでいるせい??
何だかすっごく読みにくい、この本。

ちょっと文章のつくりが稚拙かも・・・。
*注意*あくまで一読者のワガママな意見。

後で横里隆さん(『ダ・ヴィンチ』編集長らしい)による解説を読むと、この本の原本にあたるものがこの山田さんによる初めての小説であり、それまで彼は本をほぼ読んだこともなかったとのこと。
へぇ~・・・(納得?)。

ストーリーは、とある王国の王様のワガママにより、約500万人もの「佐藤さん」虐殺が始まってしまうという。。
王様って聞くと、何だか横文字の名前っぽいけど、「佐藤」さんなんだ・・・。
「佐藤さん」といえば、日本で一番多いとされる名字の方々だったような。
そのことを知った時は「いいなぁ、佐藤さん・・・」なんて言っていた私ですが、非常に失礼ながらこの小説を読むと、「佐藤さん」になることが怖くなってしまいました。

主人公の佐藤翼は自分の妹を守るという志を抱え、追いかけてくる「鬼」から必死に逃げます。
私の名字が「佐藤」ならば、きっと「死への恐怖」で体が崩れるまで走ります。
私の名字が「佐藤」でなければ、きっと「佐藤じゃなくてよかった」とおおっぴらでこそないけれど、思ってしまうでしょう。
何で「佐藤」だったら殺されなきゃいけないのか絶っっ対納得いかないもん。

半分のページを消費したあたりから少しずつスピードが上がり(もしかして改訂版だから??)、結局夜だけで読みきってしまいました。
早寝の夢はついえてしまいましたが、まぁ、オッケーです。
他のこのひとの小説は全部ホラーみたいなので、ちょっと手が伸びるか怪しいですが、アイディアある作家さんだとは思っています。
二作目は同等かそれ以上のアイディアで書かれたでしょうし、文章力も・・・何だか将来が楽しみだなと思わせてくれる作家さんです。


↓文庫が出てもまだ売れている単行本。

リアル鬼ごっこリアル鬼ごっこ
山田 悠介

文芸社 2001-11
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↓コミック版。

バーズコミックス・スペシャルバーズコミックス・スペシャル
山田 悠介 杉山 敏

幻冬舎 2004-03-24
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吉本ばなな『哀しい予感』(角川書店)

哀しい予感 (角川文庫)哀しい予感 (角川文庫)
吉本 ばなな

角川書店 1991-09
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吉本ばななさんの小説は今までに雑誌に載ったものを除くと、一冊だけ-『TSUGUMI』を読んだことがあるだけです。
お名前は勿論よく耳にするし、有名!!な人気ある作家さんだという認識もさすがにあります。
『TSUGUMI』を読んだ時も決して苦手な作風?ではないな、と感じたものです。
でも、色々と他の作家さんに気をフラフラさせていた間にすっかり私の脳裏に沈みこんでしまっていたみたいです。

主人公・弥生と叔母のゆきの。ゆきのがひとりで住む家を弥生は訪れる。 そして、ある日を境にゆきのは姿をくらます。


・・・すいません、あらすじの説明力が非常に乏しくて(笑)
でも、吉本さんの作品っていい意味でごちゃごちゃしていない感じがしました。
まーるくひとつのおはなし、というか。
と、説明できない言い訳をしつつ・・・。

ちょっとラスト、「ん~」となってしまった私。
主人公の性格も悪くはないんだけれど、あまり好きにはなれませんでした。
どっちかというと、自由気ままに生きているゆきのさんに好感が持てたかな。

「大ベストセラー」(表紙の折り返しより)ということで、期待し過ぎていたかも。
悔しい?ので、次(吉本ばななさんの本を)何読もう。と模索中。

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映画を観る→『スパイダーマン2』

公式ページはこちら → 


さて。
私は『スパイダーマン』のファーストを観ていない。
…ので、色々とストーリーについていけなかったところがあったかと思う。
現に一緒に行ったひとは『1』を観ていたためか、『面白かった!』と大満足。
私は何だかごちゃごちゃもやもやで素直に『面白かった!』といっしょになって言うことはできなかった。


先ず、主人公のピーター。
とにかく「彼はきっと、ついていない星の下に生まれたんだ!」と私もたいがいどんくさいくせに、それを棚上げにして、そう思ってしまう始末。
そう思ってからは正直観るのが辛い…。
不憫になってきて…。
彼がスパイダーマンだということは『1』を観ておらずともさすがに分かった。
事前にCMなども観ていたので。
スパイダーマンになったらさぞカッコイイ!としか呼ばせないのかと思いきや、けっこう三枚目なシーンが多くて、観客席には時々笑い声が。
何よりも全身タイツみたいなものかと思ったらあれってマスクだけ別なんだ…。
あの素材は何なんだろう・・・あの素材にピーターの命は守られているんだなぁ。


MJ=メリー・ジェーン。
すごく美人というわけではないけれど、終わりの方の場面で公園を走る彼女の表情はすごく可愛らしかった。
きゅん、とした。
この女優さんが『デイアフタートゥモロー』のジェイク=ギレンホールと熱愛という話を耳にしていたので、そんな関心からもまじまじと見つめてしまった。
この子がまた私のもやもやの大きな原因となる表情を最後の最後に見せる。
なんてこと無い表情だったのかもしれないが、私は「え!い、今の表情何??何なの???」ってすっごく気になっちゃった。
 
「アメコミはひとが死なない」って聞いていたのに、けっこう殺傷沙汰になっているんじゃないかと。
怖いよ(私がビビリなだけ?)。
『ハリーポッター』の主人公ハリーもピーターと同じ少し幸薄い一面もあるけれども、何だかこっちの方がオトナが出てくる話だからか余計にしょんぼり気分。
いまひとつ、ハッピー♪になりきれなかったというか・・・。
どうしても次の話への伏線やらが見え隠れして、色々と、気になる、気になる…。

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